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【オンラインセミナーのお知らせ】夏の探究学習に地球市民学部メソッドを活用しませんか
清泉女子大学地球市民学科(2025年度から地球市民学部)は2001年に発足し、2021年度からはすべての学生に対し、卒業論文と共に社会課題解決のための実践プロジェクトを必修としています。
全学生を対象としたプロジェクト学修の経験を、中高生や学校現場の教員の方々をはじめ、広く教育に関心ある方に共有するオンラインセミナーを3日連続で開催します。
学外での実務経験のある教員(ビジネス、メディア、国際協力)が講師を務めます。
フィールドに出る前にどう準備し、実践で何を学ぶのか
探究のテーマをどう見つけ、テーマをどう自分ごとにしていくのか
実社会と関わる中で、失敗とどう向き合うのか
企業や自治体と実りある連携をどう組むのか
失敗談を含めた探究学習のリアルを共有し、みなさまの実りある探究学習の一助になれば幸いです。
オンライン(Zoom)で、参加は無料です。
【対象】
中高生、中学・高校の教員、中高生の保護者、教育に関心ある社会人
【特典】
セミナーに参加した方のうち希望者には、本学の地球市民学科より受講証明書を授与いたします。大学入試などの出願や面接でのアピールに、本プログラムの受講経験を通して得たスキルや受講証明書を、ぜひご活用ください。
【第1回】
2024年8月7日(水) 19時〜20時
ビジネス×探究 安斎徹(地球市民学科教授、元大手信託銀行員)
「もしも女子大生が化粧品の商品開発に挑戦してみたら・・・」
ビジネス経験が豊富な安斎教授が率いる安斎ゼミでは、企業や地域と様々なプロジェクトに取り組んでいます。2022年度の安斎ゼミでは、環境に優しいブランドを展開する企業と連携して、化粧品の商品開発に挑戦しました。企業からの課題は「「わたしたちらしさ」のある商品を企画してください」でした。
学生たちは企画を練り上げ、緊張のなか発表しました。その中から実際に商品化が決まり、今度はマーケティングに挑みました。幸いメディアで取り上げられましたが、さりとて売り上げが伸びる訳ではありません。頼みの大学内の売店は、春休みのためクローズしてしまいました。工夫を凝らしたSNSの閲覧も伸び悩み、さあどうするか?
女子大生による商品開発の顛末をお話しします。
↓第1回お申し込みはこちらから↓
【第2回】
2024年8月8日(木) 19時〜20時
メディア×探究 兼清慎一(地球市民学科教授、元NHK記者・プロデューサー)
「メディアを制作するプロジェクトの悩みと喜び」
元NHK記者・プロデューサーの兼清教授は、学生主体のメディア制作プロジェクトを多数手がけてきました(例:ローカルテレビ局での特集番組の制作、学生だけでつくる大学の広報誌、県立美術館のブログ記事連載など)。
とはいえ、学生にとっては未経験のメディアづくり。途中で脱落してしまう学生も多数います(もちろん、びっくりするようなパフォーマンスを発揮する学生も現れます)。連携先の企業や、自治体の困りごとの解決に役立ちたいのですが、限られた時間で一定の品質のメディアをつくることは難しく、プロジェクトが1回限りで打ち切りとなってしまうこともあります。
メディア制作未経験の学生の意欲と、連携先への貢献をどう両立させるのか。試行錯誤の軌跡を、実践例と共に紹介します。
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【第3回】
2024年8月9日(金) 19時〜20時
国際協力×探究 鈴木直喜(地球市民学科教授、元青年海外協力隊員)
「失敗しながら学ぶ、協力隊OB教授によるマラウイのフィールドワーク」
JICAの青年海外協力隊としてマラウイ国で活動した実績のある鈴木教授は、長年同国でフィールドワークを行ってきました。
その大きな特徴は、大学生が主体的に準備し実施することで、行く前のフライトや宿の選定、手配から、現地での移動まで、学生たちが自らやり通します。時に失敗をしながら、「失敗を体験することで真の学びとする」、そのために教員は「できる限り手を出さない」ようにする。どこまで失敗が許されるか、失敗から何を学び変わっていくか、これまでの経験をお伝えします。
清泉女子大学は、この3月に女子大学として初めてJICAと海外協力隊連携派遣の覚書を交わしました。この8月からマラウイ国で、フィールドワークの経験を踏まえ、卒業生と現役大学生が現地の課題解決のプロジェクトを行います。そのプロジェクトと、学生の関わりについてもご紹介します。
↓第3回お申し込みはこちらから↓
【受講をお勧めする方】
探究学習の失敗談を含めたリアルを知りたい
探究学習のテーマの探し方を知りたい
探究のテーマをどう自分ごとにするのか、テーマとの向き合い方を知りたい
生徒・学生の主体性をどう育むのかが知りたい
文献や資料とどう向き合うかを知りたい
自治体や企業など他組織と連携したい
【受講すると得られるもの】
探究学習に対する心理的な負担が軽くなる
探究学習のおもしろさを自分なりに見つけることができる
探究学習で体験する失敗の生かし方を知る
自分なり・それぞれの生徒なりの探究学習の姿をイメージできる