【インドFW2024】③Mangalore後半と観光の町の探索
こんにちは!
清泉女子大学地球市民学科のインドFW第3回目の投稿です。
前回はMangaloreに到着してからのアルン神父の実家の様子や孤児院訪問の様子を投稿しました。
今回はMangaloreでの後半4日間をご紹介します!
大学での自分の研究
8日目は、それぞれの学びを深めるためにSt Aloysius collegeを訪問し、インタビューさせて頂きました。
この大学は数日前に一度学生交流をさせて頂いたので2度目の訪問です。
はじめに大学内の聖堂の見学をさせて頂きました。
その後大学に併設されている博物館も見学させていただきました。
インドのみならず世界各国の展示物もあり、どれも目を引きます。
本命のインタビューでは、研究テーマに合った教授をそれぞれ紹介してもらいました。
移動中も学生がキャンパスツアーのように案内して下さり、緊張もほぐれます。
私たちの拙い英語も真剣に聞いて下さり、とても真摯に答えてくれました。
おかげでインドについての知識が増え、感謝の気持ちでいっぱいです。
その後、翌日の予定のために公共バスを4時間ほど乗り継ぎ予定地近くのホテルへ。
公共バスに乗るのは初めてでしたが、運転手が急に流し始めた音楽がとても陽気で印象的でした。
結婚式にお呼ばれ
この日は数日前に訪問した孤児院出身の方の結婚式に招待していただきました。
急に決まったことでしたが、サリーを着て出席することに。
早朝から早起きして支度をし、到着してすぐに目につくのはカラフルな会場。
日本では、結婚式の際に花嫁より目立ってはいけないなどのマナーがありますが、ここは参加者も色とりどりでとても美しい。
その後私たちも壇上に挙げてもらい、みんなでライスシャワーをしました。
ヒンドゥー教の結婚式は基本1週間も続くとのことです。
全てが初めてで、とてもステキな経験をさせて頂きました。
丸一日かけた大移動
10日目はついにMangaloreを離れ、Hyderabadに向かいます。
寝台バスでの移動になるのですが、バスの集合場所はとにかく人や車が多く、スリも横行していて危険な場所。
全員で声掛けをして円を組み、貴重品は必死に隠して行動しました。
乗りこんだ寝台バスは快適で、二段ベッド使用になっています。
案の定道はガタガタで良く揺れますが、快適に18時間の大移動をしました。
約900㎞、東京から北海道程の距離です。
到着後、街に出てHyderabad名物のビリヤニを食べました。
ヨーグルトをかけて食べてみたり、マンゴーパクチージュースを飲んだりと街のレストランを楽しみました。
少しだけ街を散策してみようとしましたが、アルン神父も驚くほど人と車が縦横無尽に動き回っており、身動きが出来なくなる事態に。
インドの人口爆発と交通整備の未熟さを体感しました。
ピンクの町Jaipurへ
翌日、国内線に乗りJaipurへ。
Jaipurは法律で外壁をピンクに塗ることが定められています。
観光地として有名なこの町は、歴史的な建造物が多数あります。
最初に訪れたのは18世紀前半に作られた天文台Jantar Mantar。
こちらは正確に時間を計るための数多の建築物がありました。
見てみると、現在の時刻とぴったり合います!
数百年たっても正確に時を確認できるすごい技術です。
続いては、かつてこの都市を収めていた王さまの宮殿、Hawa Mahalを訪れました。
現在もその子孫が暮らしています。
当時の王様が来ていた服や、宮殿の美しい装飾を見学しました。
その後、インドの伝統的工芸ブロックプリントの工場へ。
版画のように一つずつ模様をつけていく作り方です。
店内の布は膨大な数のデザインで作られており、スカーフ1枚選ぶのにもとても時間がかかりました。
皆それぞれ気に入るものを購入でき、いいお土産になりました。
その後、宝石ショップを見たり、車から様々な建築を見るドライブをしました。
印象的だったのは、観光地と路地裏の差。
路地裏にはたくさんのごみが落ちており、当たり前のように牛が放し飼いされていたりしました。
公衆衛生の面でも日本との違いを感じました。
次回は、Agraでの遺跡建学の様子と、Delhiでの観光の様子をご紹介します。
お楽しみに!