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【イベントレポート】「プロジェクト・フェスティバル」を実施

地球市民学科が2023年1月21日(土)に地球市民学科が「プロジェクト・フェスティバル」(通称プロフェス)を開催しました。

未来を創る人(Change Maker)を育てている地球市民学科のカリキュラムの中心となるのが「プロジェクト」です。プロジェクトとは、社会が抱える課題を、自分自身に関係がある身近な問題として理解し、他者と協働しながら具体的な解決策を提示する試みです。学生は批判的思考力、創造的思考力、関係構築力、情報発信力を身につけながら、1年次の「個人プロジェクト」、2年次の「グループプロジェクト」を経て、3・4年次にはゼミに所属しながら2年間かけて「卒業研究プロジェクト」に取り組みます。

国内外の様々な課題の中で「自分ごと化」できる課題に対して、主体的に取り組み、自分が持っている知識を課題解決のための知に変換するプロセスの中で、様々な実践的スキルを身につけることができます。
更に、プロジェクトを回す中で学生は自分自身を発見し、他者や社会との関わり合いの中で多様性を実感しながら寛容性を身につけ、地球市民としての自身のアイデンティティを確立していきます。
自身の人生を通して社会に対してポジティブなインパクトを与えるために必要となる能力を学生が在学中に自分のものにできるようにすることがプロジェクトの目的です。

今回のプロフェスでは、3年生全員が取り組み中の「卒業研究プロジェクト」の中間報告を行い、グローバル社会や地域社会の様々な課題の解決を目論む思い思いのプランが提示されました。プロフェスの最後には、各ゼミの優秀者によるプレゼンテーション、参加者の投票による「自分ごとアワード」「協働アワード」「実践アワード」「発信アワード」「社会変革アワード」の受賞者が発表されました。

  • 表彰されたプロジェクト

    1. 自分ごとアワード ・映画という娯楽の必要性
              ・先延ばし癖&スマホ依存

    2. 協働アワード ・群馬県中之条町発信し隊-1万部フリーペーパー

    3. 実践アワード ・群馬県中之条町発信し隊-1万部フリーペーパー

    4. 発信アワード ・食堂を平等な場所に

    5. 社会変革アワード ・日本在住の外国人労働者の現状と課題

参加した学生からは「様々なテーマを知ることができて興味深かった」「皆のプロジェクト案を見ることができ、モチベーションがとても高まった」「仲間が頑張っていると自分も頑張りたくなった」「皆が何かしらアクションを起こしていることを知って、自分も一歩踏み出して頑張らなければいけないと感じた」「他の人たちの興味関心などを幅広く知り、地球市民学科は様々なことができるのだなと改めて感じた」「興味や関心は人それぞれ違うけれど、共通しているのは「世の中は良くなる」と信じていることだと感じた。地球市民学科3年生のアクションが世の中を少しだけでも良くするきっかけになればと思った」という感想が寄せられました。

〈参考〉
社会に向き合う実践プロラム(本学公式Webサイト)