人間関係に悩んだ時に出会った本「生きているうちにさよならを」を読んで
こんばんは。
本日は私の休職期間に出会った本「生きているうちにさよならを」についてお話したいと思います。
この本のおかげで、休職期間にずっと前に進めなかった私が、少しずつ前に踏み出すことが出来るようになりました。
この本に出会ったきっかけ
きっかけはすごく単純で、休職していた際に家族にすすめられたからです。
「読んでみるー?」
このくらいの流れでした。笑
当時の私といえば、人に会うと吐き気、動悸、めまいを起こしており、家族以外の人に会うことができなくなっていました。
また、集中力も気力もなくなっており、文字を見ることはおろか、何のやる気さえも湧きませんでした。
そんな中でふと渡されたのがこの本です。
読み始めた理由
ふと渡されたからといって、そんな状態で読めないだろう、と思ったかもしれません。
私も、最初はそう思っていたのですが、久しぶりに手に取った小説は、今まで読んでいた小説より文字が大きく、そしてページ数も232ページと、少なめだったのです。
「このくらいの内容なら私でも読めるかも?」
と思ったのが結果的には読了に繋がったのだと思います。
推理小説が私に教えてくれたこと
この本、実は推理小説なのですが、推理小説を読み終わったことで私は2つのことに気づくことが出来ました。
まずは「やり遂げることの大切さ」です。
本はゆっくり読みました。
以前の私であれば、200ページ程度であれば2,3時間程度で読み終わっていたかもしれませんが、気づけば2倍の時間を要していました。笑
これは私の日記に記載している、当時の実際のコメントです。
時間はかかったものの、「読むことができた」という達成感は私を大きく前進させました。
正直この本じゃなくてもよかったのでは?と思うかもしれません。
ただ、その時の私は、見た目やページ数の少なさに興味を惹かれました。
次に、「人の言葉の本当の意味を知る」ことです。
このお話には、身勝手でわがままで、不倫をしている男が登場します。
そして男の不倫相手や妻の話が、思わぬ結末へと繋がっていきます。
推理小説は、伏線が隠されていて、登場人物たちの会話や行動にも注目する事で、伏線が見つかったり、思わぬ発見があったり、事実を導き出すことが出来ます。
私はこの本を通じて、人間関係の奥深さ、人の行動や言動には背景があるということを、改めて実感しました。
また、最後には、最初に読み進めている時には思いもよらなかったどんでん返しが待ち受けています。
ぜひ一度読んでみてください。
本のレビューって難しいですね。(苦笑)
まだまだ自分の文章力の可能性を模索中です。
明日ものんびり更新していきます。