
【手帳のおはなし】手帳をもっと自由に!ライフスタイルに合わせたアレンジ術 ~手帳を自分らしく育てる方法~
12月になり、2025年の手帳を使い始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私が愛用している手帳『ビズグリッド』(永岡書店)は2025年1月始まりですが、マンスリーもバーチカルも11月から使えるので、すでに切り替えました。
ただ、昨年同様、使い方がなかなか定まらず、これまでと同じやり方で始めてみたものの、「やっぱり何かしっくりこない……」と感じていました。そんな中、ふと『手帳の使い方を柔軟に考えてみる』ことを意識したところ、新しい気づきがありました。
これまでは「この手帳はこの形だから、こう使うべき」という固定概念に縛られていたのですが、それだと手帳の可能性を狭めてしまっていることに気づいたのです。
今回の記事では、その発見や私の実践例をシェアしながら、自分らしい手帳の使い方を見つけるヒントをお届けします。
これまでの手帳の使いかた

これまでは『バーチカル』の形をそのまま使っていました。
バーチカルは私にとってベストで、自宅サロンを始めた頃から現在も活用しています。
個人の仕事をメインにしていた頃は、時間を自由に使えるけれど、自分次第でどうにでもなります(言葉は乱暴ですが。汗)。やることはたくさんあるはずなのに、ぼーーっとする時間をとりすぎた事もあるし、昼寝をしたら数時間寝てしまうこともありました(当時は飼っていたチワワっこの夜鳴きで夜ほとんど眠れなかったという理由もあり、常に睡眠不足でした)。
つまり、バーチカル手帳を使っているわりには、時間をうまく使えていなかったのです。だから、手帳を使って自分の時間の使い方を客観的に見直す必要がありました。
特に、施術や美容ライター、派遣やパートの仕事とのトリプルワークでしたので、どうやって時間をやりくりしたらよいのか常に考えていました。そして、仕事と家事仕事、そして育犬の時間が曖昧になりがちだったのも理由のひとつです。
家事の合間に仕事をしたり、仕事の合間に家事をしたりと、ある時期は細かく時間をメモして、それを手帳に転記する作業をしていました。その結果、何気なく過ごしていた時間を可視化することで新しい発見があり、『気づき』の大切さを改めて実感したのです。
現状と手帳

約3年前からフルタイムで働き始め、平日の日中は毎日同じリズム。
手帳で管理するのは、主に朝と夜に家で過ごす時間。寝る前までの限られた時間をどう使うかにフォーカスしていました。一日のTODOを書き出し、どの時間に作業しようか着手しようか考えていました。
しかし、実際には、その大半が家事の時間に費やされ、思うように時間を確保できないこともしばしば。やりたいことができずモヤモヤしたことも。そんな状況の中で、手帳の使いかたを見直てみたらどうかな?と思ったのです。今よりも充実した時間を過ごすために必要があると感じたのです。
最近はこう使っています

マンスリーは予定を書くだけだから、特に見直す必要はなし。バーチカルの時間軸をうまく使いこなせていないなぁ〜と考えていたところ、ふと『バーチカルをTODOリストとして活用したらどうだろう?』という思いが浮かび上がり、試してみることにしました。
バーチカルページに線を入れて、スペースを区切ってみたところ、どう使おうかまだアイディアは浮かばなかったけれど、使い始めたら『この欄はこう使おう』『こっちはこうやって使おう』みたいにアイディアが降臨してきて。余白を開けながら使ってはいますが、臨機応変に対応しながら使うバーチカル手帳もいいかもしれない、と思えたのです。
罫線や方眼ノートに一から線を引いてアレンジするのは、どう書けばいいのかわからず混乱しがちです。でも、ある程度型が整った手帳をベースにアレンジするなら、想像しながら自分の好きなように使えるので、手帳がその人に合った形に「育つ」ように感じます。
まだまだ試行錯誤の途中で
今回、バーチカルタイプの手帳をTODOリストのようにアレンジして使ってみたことで、手帳のポテンシャルに改めて気づきました。手帳の形式にとらわれるのではなく、自分のライフスタイルに合わせて自由に使い方を変えると、思わぬ発見があるんです。
「手帳をこう使わなければならない」という固定観念を少し手放してみるだけで、手帳が自分の生活に寄り添う“相棒”のような存在に変わるかもしれません。そして、その可能性を引き出せるのは他でもない、あなた自身です!
たとえば、TODOリストを書くことで、自分がやったことを振り返り、達成感を感じられると自己肯定感が高まることもあります。どんな小さな工夫でも、手帳は自分をサポートしてくれるツールになり得ます。
ぜひ、今使っている手帳をもう一度見直し、新しい使い方を試してみてください。きっと手帳が、あなたの毎日をもっと楽しく、豊かにしてくれるはずです!
おまけ~ビズグリッドと私の運命的な出会い~
私が2018年の春から(途中の発売中止もありましたが)使い続けているのは、ビズグリッド(永岡書店さん)です!
使い始めたのは2018年のこと。
自宅サロンを運営していたものの、なかなかうまくいかず、派遣の仕事をしながら両立する道を模索することに。意を決して某派遣会社に登録へ向かったのですが、帰り道はトボトボと肩を落とす私。「自分の努力不足だ…」と情けなさでいっぱいの心を少しでも癒すために、ふらりと立ち寄った書店で出会ったのが、この手帳でした。
「これだ!」と思った理由は、とても明白でした。
派遣の仕事はシフト制、自宅サロンの施術予約も管理する必要があり、ダブルブッキングなんて絶対NG!そんな社会人失格の行為を避けるためにも、バーチカル手帳の力が必要だったんです。まるで未来の私を助けるためにその場に現れたかのような、救世主でした。
ちなみに、派遣会社で仕事を始めることは結局なかったのですが(笑)、手帳との出会いは大正解!今でもその手帳を愛用しており、2025年版もすでに使い始めています。このタイミングで出会えたのは何かの縁だったんだな、としみじみ感じます。
運命的な出会いをしたこの手帳、リンクはこちらです!ぜひ覗いてみてくださいね。
ブラックもあります!
もっといえば、レフト式もあります!
レフト式、ブラックもあります!
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