【シチュボ台本】家庭教師なオニィちゃん幼なじみと遠回り彼女

よし、着いた
ね、着いたよ
見たがってた夜景。

綺麗だよね

月が満月じゃないとイヤ？

休みが今日しか取れなかったんだから
仕方ないだろ？

それに、お前の両親ズに
家庭教師してるだけじゃないって話してから
一緒に出かけるのニヤニヤされちゃうからなんかはずかしいんだよ

はいはい
お前まで恥ずかしがらない。

で、夜景は無事に見れたけど
このあとはどうする？

おいしいもの食べて？
ドライブ？

いいよ

いい、けど
ちょっと待って。
気になってたんだけど、お前なんか悩んでる？

や、だって
おうちデート大好きでいつもべたべたしてたいやつが
いきなり夜景見たいとかドライブとか
気になるだろ？
幼なじみだからとかじゃなくてもふつーにさ。

……うん
うん……ん？

おうちデートばかりで？

お前を連れて歩くのが恥ずかしいんじゃないかって
なんだそれ

バカか？

両親ズに対して恥ずかしくなるのは
小さい時からしってるからとか、ほらどっちかてーと照れくさいかんじの恥ずかしいで
お前自身を恥ずかしいなんて思ってない

ちゃんと自慢できる彼女だよ

はぁ
泣き虫……
お前は分かってないな

自慢してあるきたいぐらいなのをしないのは
他のやつに持ってかれないか心配だからだよ
お前がおうちデート好きってのもあるし
さわ……
や、えーと
触りたい時に触れるし？

(笑う)

ずっと我慢してたオニィちゃんは
無駄にした年数分取り戻すのに必死なんだよ

じゃ
気になってたこともすっきりはっきりしたし
帰っていちゃいちゃしよっか

の前に、ちょっと電話

もしもし？
おばちゃん？うん
今日俺ん家泊まらせていい？
変なこと？
も
ニヤニヤ声で聞かないでよ
しないって。

恋人がする通常なことしかしないよ

ん、じゃーね

さ、しっかり許可も得たから
一緒に帰って通常通りのことしよ

end