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CHILLNNと生活と 2024 [SaaSチーム 佐々木みいむ]
CHILLNNと生活と 2024はCHILLNNで働くさまざまなメンバーに2024年をCHILLNNとライフスタイルの2つの観点で振り返ってもらう企画です。
今回はSaaS事業のセールスチームで働く佐々木みいむさんに話を聞きます。
1992年生まれ。京都府出身。2023年9月CHILLNNに入社。デザイン会社のディレクターとして勤務し、他業種であるSaaS事業に飛び込みました。現在はBiz(Sales)業務についています。ゲストにもホストにもより良いサービスであるように日々奮闘中です!動物が好きです。猫と暮らしています。
CHILLNN編
魅力的な宿と、自信があるCHILLNNをマッチングできるのが嬉しい
ーー普段はどんな仕事をしてるか教えてください。
私はセールスの部門に所属しています。なのでお問い合わせが来てインサイドセールスのまなさんが繋いでくれた施設さんとの商談をやる、というのが基本にあります。
あとはカスタマーサクセス的な業務ですね。商談をした施設の方がCHILLNNを使っていただけるようばサポートをしています。最近、 初回流通(※)が生まれるまで見守ることもしていますので、そこまでできればゴールかなという感じです。
※初回流通:CHILLNNを導入していただいた施設さんに、CHILLNNを通じたゲストからの予約がはじめて入ること
ーーなんで初回流通を見守るようになり始めたんですか?
SaaSでチャーンしてしまうリスクが、導入から最初の3ヶ月で高まりやすいという学びがあり、その間に初回流通が生まれることが必要だと思い、意識しています。
ーーみいむさんはセールスのどんなところが好きなんですか?いつも楽しそうだし、ストイックに打ち込まれている印象です。
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楽しそうに見えますか!嬉しい。
「この人のこれが好き」「このサービスのここが凄い!」を紹介するのが好きなんですよね。
友達に「みいむ、めっちゃ変わってるね」って言われるのが、 マッチングさせたがることです。 「あなたに会う人はうちの会社の中でこの人だから、この人に会わせたい」みたいに大好きなもの達をがっちゃんこさせたがる。
だから、CHILLNNにお声をかけていただくのも素敵なお宿さんが多いし、CHILLNNにも魅力があるから、とにかくマッチングして使ってくれたら私も嬉しいぐらいの気持ちでやれているかな。
ーーみいむさんはCHILLNNのどんなところを薦めているんですか?
やっぱり予約システムとしてUIのポテンシャルが1番高いなって思っていて。もちろん「ここをもっと直せたらな」と思う部分はあります。でも見た目がいいし、機能もいい、直感的操作ができゲストの予約動線が軽やかで優れていると思っています。
マネージャーの退職を知った時に、自分の意識がぐっと上がった
ーー続いて、みいむさんのCHILLNN3大ニュースを教えてください
3位から行くとマネージャーの退職。
これはポジティブに話せるので、挙げさせていただきました。
まず約1年前にジェネラルマネージャーの落合さんが育休に入られ、全員心構えしていたので気持ちよく送り出しましたが、その時期から各領域での責務がはっきりしたタイミングでもあったので、「自分の領域のミッションをなんとかしなきゃいけない」と気を張ってて。
頼れる存在が一人いなくなったこともあり、みんなそれぞれに大変な時期ではありました。
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そんな中でレベニューマネージャーが辞めるって言ったんですよ。
めっちゃ衝撃的で、ただ、なんかあれこれネガティブに思うことはなかったです。まずはその人が自分の人生を、次のチャレンジをするっていう選択肢を選べたということが嬉しくって。あと、そんな風に素直に喜べた自分のことが嬉しかったし、辞めたからにはもう自分たちで頑張らなきゃいけないっていう、なんか自分の意識がぐっと上がった瞬間だった。あの瞬間に年間の予算を絶対達成してやりたいって思ったんですよ。
水星チームとの社員旅行は修学旅行くらいウッキウキ
ーー第2位は。
はい。第2位はなんと12月の社員旅行(※)です。
まず私、旅行に行けること自体がめっちゃ少ないんで、めっちゃ楽しみなんですよ。シンプルにめっちゃ嬉しいんですよ、子どもじゃなくて自分に集中できるんで。
※CHILLNNは年に1度グループ会社の水星と合同で社員旅行をしています
ーーお子さんがいない場っていうのが、そもそも貴重な機会なんですね
本当にウッキウキなんですよ。会社の人も大好きなんで、みんなといっぱい過ごせるっていうのを、修学旅行ぐらい楽しみにしていました。
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あと、CHILLNNが水星のグループであることがすごく良かったなと思っていて。 CHILLNNがただのシステムの会社だったら、システムの話でしかできない。けれどもホテルを運営する人やプロデュースする人がいる水星が全然別ベクトル。
CHILLNNをユーザーとして使ってくれてるから、「普段こういうのでありがとう」とか「もっとこうならない?」みたいなフランクなリクエストを貰ったりとか、逆に私から「ホテルってどういう状態なのか」をヒアリングしたりと普段の仕事と別ベクトルで話し合えるのがすごく面白くて。
なので、アグレッシブに動いて疲れちゃうんですけど、 いろんな人と交流できて、より自社理解が深まる時間になっています。 (龍崎)翔子さんの話も深く刺さって「もっとこういう風にしたいな〜」って自分を鼓舞できる時間だなって思ってます。
ーーみいむさん、社員旅行でいろんな人と喋ってたと思うんですけど、ハイライトはいつでしたか?
ハイライトは籔田さんかな。高校の先輩っていうのをはじめて知ってとてもびっくりして。いろんな話ができたので、なんかエモーショナルでしたね。社員旅行なのに学校の同窓会に来たみたいな気持ちになっていて楽しかったです。
悩みながらも達成した年間目標
ーーじゃあ、栄えある第1位は。
第1位は、やっぱり年間KGIだった新規獲得施設数の達成。
1位にあげるものか悩んだんですけど、やっぱ1番に挙げさせていただきました。すごく悩んだ上での達成だったので。
SaaSチームでは売上と新規獲得施設数という2つのKGIを追っていたのですが、メンバーそれぞれのKPIを追う中で両者の矛盾に陥っていたんですね。
そんな時に育休から落合さんが戻ってこられて、まず売上に集中するのはどうか、みたいな俯瞰的な話を提案してもらっていたんですよ。だから会社として全体の事業や売上を伸ばしたいというのに対して、がむしゃらに眼の前の1個の施設を獲得するっていう動き自体に、自分もあまり納得できていない部分もあった。
けれども、色々みんな思いながらも、達成できたっていうのは、うん、チームとして1個成し遂げたなという風には思ってます。
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ーーなるほどですね…
「色々思いながら」とは言いましたけど、新規獲得施設数がKGI達成までもう少しだねってなった時に、エンジニアも他チームの人も含めてCHILLNN全員で1つの目標について話せた時がやっぱり嬉しかったんですよ。こういう気持ちをもっと仕事で味わっていきたいなって思ったので、1位に挙げさせていただきました。
チームで働くことを学べた2024
ーー真剣な思い出ばかりを聞いてしまったのですが、チルンの思い出番外編と言ったらなんですか?
もうそれを言ったら圧倒的に(同じチームの)まなさんとの出会い。
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最初に言った通り、私は「この人のこういうところが好き」と誰かの魅力を見つけることが好きで、メンバー全員にそういうポイントがあるんですよ。
ただ、やっぱりまなさんが圧倒的に良かったのは「本当にこんな人間いるの??」っていうようなエピソードが止まらない上に、めっちゃいい人なんです。私のしょうもない話とかを「うんうん、ふ〜ん」って聞き流しているのに、ちょっとシビアになった瞬間に手止めて体が全部こっち向いて話聞いてくれて、めっちゃいい人やなって。 CHILLNNを通して私がちょっと苦手なところを成長させる学びにすごくなっています。
ーーみいむさんの1年を通じた学びや変化はなんですか?1位から3位に滲みでていた気はしますけど。
チームで働くとはどういうことかを学べた1年でした。
私、 ずっとクライアントワークだったんで、プロジェクトに対して自分が主軸になり、デザイナー、エンジニアさん等を回す側だったんですよ。だから全部私が何かを分かっている状態だった。
それが今は、領域ごとに分かれて、マーケティングがいてインサイドセールスがいて、その後にカスタマーサポートがいて横断しながらやり取りをするのにすごく苦戦してたんですよ、実は。頭では分かっているけれど、じゃあこれをどう伝えたら成果を得られるのかっていうところが弱くって。
1年を通して学んだこととしては、やっぱりチームで働くってどういうことなのかを改めてちゃんと理解したような感じはしてます。
ライフスタイル編
ヒルトンの朝食でライフスタイルを試着する
ーー今年の旅の思い出はなんですか?
ディズニーランドに家族で行った時の旅行ですね。ディズニーランドがもちろん良かったのはあるんですけど、めっちゃ印象に残ってるのが実は朝食でして。
ホテルがヒルトンだったんですけど、朝食がめっちゃでかいビュッフェ。すごくいい空間だったんですよ。ありとあらゆる国の人たちの言語が飛び交っており「外国に来たのかな、旅行してるな」って感覚。もともとはディズニーが旅の目的だったのに、その朝食会場で海外に来られたような感覚が嬉しくって、懐かしくって、めっちゃ幸せだなって思って。で、子どもたちにも「外国ってこういう感じなんだぜ、いろんな人がいるんだよ」という体験を、朝食空間で味わえたのもすごく良かった。
あとは翔子さんの「ライフスタイルを試着する」という言葉をお借りすると、 その朝食でプルーンに出会えたのも大きかったです。
ドライフルーツのプルーンを久しぶりに食べたんですけど、めっちゃ美味しくって。もう、家に帰ってから、でっかいブラジル産の無農薬のプルーンを輸入して、もうどんだけ時間がなくなくてもプルーンからまず胃に入れるっていうライフスタイルを手に入れました!
子どもが元気なだけでまず土台が幸せ。かつ仕事がプラスアルファで幸せを感じさせてくれて日常が本当に楽しい
ーー他に豊かさを感じたことはありますか?
多分ほとんどのお父さんお母さんが言うと思うんですけど、毎日平和に過ごせていることです。 怪我なく病気なく、子どもが元気に1日帰ってきてくれることがまず嬉しい。親になってからはそう思います。
ーー子どもが寝ているのを見ると今日も1日無事に終わったなみたいな?
毎日寝る前に「今日1日仲良くしてくれてありがとう!明日も1日頑張るぞ!エイエイオ〜!」って子どもたちと一緒にジャンプしてます。
そんな感じで、子どもが元気っていうだけで私はまず土台が幸せ。かつ仕事が楽しい、好きな人たちと一緒にやれる仕事がプラスアルファでどんと幸せを感じさせてくれてるので、日常が本当に楽しいです。
本当に毎週の月曜日朝がきつくないのは奇跡だと思ってます。
ーー素敵すぎるので、ちょっとこのままだと言わせているみたいですね。来年の伸びしろはなんですか?
そうですね。旅行に子どもとやっと行けるっていうのはわかったので、次は私が気になっている宿に行きたいですね。ディズニーは子どもメインで行ったので。 直感的に行きたいのは沖縄の「mui たびと風のうつわ」さんなんですけど、ちょっと遠いので行けるかわからないんです。でも「行きたい」って気持ちだけを募らせてるのでそろそろ行ってみたい。
ーー仕事だとどんな伸びしろがありますか?
そうですね、仕事だと新しい大きな目標に対してどう行けるのかなを楽しく模索しながら考えたいなって思いますね。例えば事業成長させる為に、最適な機能や事業は何か調査し、そのインパクトはどれくらいのものなのかをもっと自分自身で数字に落とし込めるようになりたいと思います。
もちろん売り上げ的な目標もそうですが、CHILLNNがたくさんの人に愛される、必要とされるプロダクトにもっと成長させる為の付加価値を見出したいと思います。
私自身どういう風にしたら今度の大きな目標に届くのか頭の中で整理できなかったので、すぐにそういうことができるような人になりたいな。
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話し手:佐々木みいむ、聞き手:江藤、カメラマン:小林実可子