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CHILLNNと生活と 2024 [SaaSチーム マネージャー 落合拓史]

CHILLNNと生活と 2024はCHILLNNで働くさまざまなメンバーに2024年をCHILLNNとライフスタイルの2つの観点で振り返ってもらう企画です。

今回はSaaS事業でマネージャーとして働く落合拓史さんに話を聞きます。

1987年生まれ。埼玉県出身。2つのヘルスケア関連の会社を経て、2020年12月に水星に入社。入社後、1ヶ月のホテルのオペレーションの後、CHILLNN専属スタッフに異動し、現在はゼネラルマネージャーとしてコーポレート業務やBizチームでのセールス担当など多岐に渡る業務に関わる。


CHILLNN編

半年の育休明けに感じた良いギャップ

ーー普段はどんな仕事をされているんですか?

基本的にはSaaS事業のマネジメント業務です。
セールスとマーケティングメンバー3名のマネジメントをやっています。あとは現在はカスタマーサポートの実務もしっかり入っているので、問い合わせの対応だったりクレームやトラブルの対応をやっています。

ーーCHILLNNの2024年を通して印象に残っていることを教えてください

年間を通しての目標達成がやっぱり1番大きいかなと思います。
売り上げもそうですし、新規導入施設数も達成できたっていうのが本当にすごい。僕が2月で育休に入り、一緒にやっていたマネージャーも退職されて、人が入れ替わったタイミングだったので、安定して導入施設が取れるのか、ということがすごく不安だった。 でも全然ぶれずに、ちゃんと当初の計画が達成できていたっていうのは、良い意味で9月に育休明けした時のギャップでした。育休から戻ってきて、テコ入れをしなきゃいけないという状況では全くなくて、本当に強いチームができていたのはすごいなと思いました。

ーー具体的にどんな良いギャップがあったんですか?

みんなめちゃくちゃ当事者意識が上がっていました。
トラブルの解消もそうですし、目標へコミットして1個1個の案件やKPIに向けてどんなアクションが取れてるかっていうのを佐々木さんやまなさんが主体的に考えて、動けるようになっていました。育休に入る前とは全然違うので、「ある意味、僕いらないな」って復帰した最初は思ったくらいです。

難しさを感じた新規事業立ち上げに、あらためて挑戦できる準備が整った

ーーそんな中で、落合さんはどういうことをやろうと思われたんですか?

線形成長はずっと継続できそうなチームになっていた。なので非線形な成長を生むようなプラスアルファのところをやりたいなって思っていて。
不動産の仲介のように、いまの顧客基盤を活かしたマッチングの事業みたいなものができないのかなって考えています。育休前から考えてはいたんですけど、いい意味で僕抜きでも割と回ってたんで、本腰を入れて新しいビジネスにも僕が時間を使えるかなって思っています。

ーー他に印象に残っていることはありますか?

育休に入る前に見送り会をしてもらった時、「おそらくOTAは今年中にはリリースできてないんじゃないかな〜」っていう話をしたんですよ。で、 戻ってきたら実際できていなかったっていう。思い出じゃないですけど、そこは印象に残っています。新しいことを立ち上げるのは、やっぱり時間もかかるし、難易度も高いことなので。

やっぱり2つも事業をやるのって難しいですよね。1つの事業を継続させていく上で、いろいろ問い合わせも来るし、やんなきゃいけないこともいっぱいありますし、さらに、組織も作っていかなきゃいけない。その中で新しい事業をやるのって、自分らが思っている時間軸よりもっともっとすごい時間もかかるなと。

ーーなるほどなるほど。じゃあ、今年のCHILLNNで感じた変化としてはどんなものがありますか?

江藤さん、(小林)みかこさん、潤さんっていう新メンバーが入ってきてくれたことが1番大きい変化だったかなと思いますね。会社の雰囲気もそうですし、新しく入った人たちがOTAの立ち上げに時間をちゃんと使えているっていうのはすごくヘルシーだと思う。「やる」って決めたことにちゃんと時間を使えてる、っていうのがすごい良くなった点かなって思いますね。

手放すことを覚えた1年間

ーー落合さん個人としては、何か変化とか学びはありますか?

自分は抱え込んじゃうタイプではあったんです。けれども、育休という完全に手放さなきゃいけない時期を経て、手放して案外大丈夫なんだなって思えたことですね。 いまも時短で働く中で、自分がボールを持ちすぎてストッパーになっちゃうなみたいな反省もあるんです。みんなに任せた方がうまく回る、任せていいんだなっていうのは、この1年ですごく感じたところですかね。

ーー任せる上での、落合さんとして勘所はどこですか?

やっぱり人のキャリア、志向性、スキルアップの方向性に合ってないものを任せすぎちゃうと、どうしてもモチベーション下がってしまう。なので、そこはちょっと気を付けていますね。「それは自分の業務じゃないんじゃないのかな」って思いながら仕事をやられちゃうと、モチベーションも下がっちゃうので。

ライフスタイル編

越前海岸の一棟貸しで、非日常をあじわう

ーー今年の旅の1番の思い出は何ですか?

福井の越前海岸の点景っていう朝日と夕日がめちゃめちゃ綺麗な一棟貸しの宿に泊まったことですね。

半年間の育休の最後に行ったんです。それまでずっと家の中に籠もりきりで子育てしてたんで、この旅で綺麗な夕日を見れたり海岸線をドライブできたりしたのが、本当に非日常だなって感じました。
台所がついていて、近くの市場で買った刺し身を食べてお酒を飲んで、朝ごはんには卵かけごはんを食べる、みたいなこともできましたし。

子どもが生まれて、新しい感情の扉が開いた

ーー素敵な旅ですね。今年1番豊かさを感じたことはなんですか?

子どもが生まれて、新しい感情の扉が開いた気がします。
これまでの自分だったら「寒いな」って思った時には「今日、自分の服間違えたな」と思っていただけだったのが、いまは「息子の服装大丈夫だったかな?今日、保育園でお外連れていかれてんのかな」とか、なんだろう、自分より大切な存在に思考がいったり、感情が取られていく。それに気づいた時、親になったんだなって実感します。豊かさとは違うかもしれないですけど、自分の感情の広がりを感じた気がします。
今日も、3日ぐらい保育園休んだ後に通園した子どもに対して、保育園の担任の先生が「元気やった?」ってすごい元気に話しかけてくれて、 すごい嬉しかった自分がいて。自分の子供のことを大切に思ってくれてる人がいる、っていうのがその先生のリアクションで分かって、ほっこりしました。

ーー落合さん個人としてはどんな瞬間に豊かさを感じますか?

毎日仕事が終わって保育園に迎えにいって、離乳食を食べさせて、お風呂に入れて、自分たちもその間に飯食って。ようやく寝かしつけ終わって、最後に箱アイスを1個だけ食べながら、みんなのSlackのtimesでのつぶやきを読んだりする時間が1番豊か。「今日も無事に勤めを果たしたぞ」みたいな実感がありますね。

施設とCHILLNNとの距離をもっと近づけたい

ーー来年どんな1年にしたいか、こんなことをやってみたいはありますか?

CHILLNNの宿は一棟貸しも多いので、 子供も連れていけるかなって思っています。なので、岡山のHeimaさんみたいなところは来年行きたいなと思っていますね。

あとは本を読むのが育休期間中は全然できなかった。ようやく通勤時間に少し本を読めるようになってきているので、2025年はもう少し本は読みたいなって思っています。
日常生活ってあんまり変わり映えしないんです。毎日毎日食事作って、離乳食食べさせて、ミルクあげて、みたいなルーティーンに疲弊してしまうこともあるんです。それで、土日も非日常を味わえる旅行に頻繁に行けるわけではないし、良いレストランに行けるわけでもない。なので小説とかSFに手を広げたいなって思ってます。例えば『三体』が途中で挫折してしまっているので、とりあえず読み切りたい。

ーー逆に仕事の来年の伸びしろはなんですか?

施設数も増えてきてホストとの距離っていうのが少し遠くなってきちゃってるなと思っているんです。 なので御用聞きみたく、新しい機能とかサービスとか、実際のお客さんは何に困っているんだっけっていうところにをちゃんと聞きたいな っていうのが1番大きいです。
今は正直ちゃんとヒアリングする時間が取れていないんですよね。ご要望はいっぱいいただくんですけど、CHILLNN側から「こういうことできたら嬉しいんですか?」と本当に困っていることをお聞きする機会っていうのがあんまりなくて。だから体制構築もした上で、そこの時間はなんとか作りたいな。

ーーありがとうございます。楽しみにしています!

話し手:落合拓史、聞き手:江藤、カメラマン:永田諒

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