![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165300194/rectangle_large_type_2_a4ac428139815e7edefed0cff1b332e9.jpeg?width=1200)
never too old
いつの間にか、
と口が寂しさになる。今朝、
降りた駅にまた、
別の列車が入ってくる。軸足に重心を移動する。そうして、
回転することで、
重くなる。Image/
思い描く。目の前で、
頽れる男。だから、
手を差し伸べて。支えて、
支えられている。二本の脚で歩くと、
どうしても。入ってくる列車を、
横目に見ながら踊る。また、
昇るための階段が聳えて見える。あゝ、
と俯いて。少しずつ、
顔を上げる。上手から足を出す。つまりは、
奥の方。カレンダーを捲って、
印を付ける。何も持たない方の掌を、
開く。置かれた等号を否定し、
傾けてみる。