私の初出産体験期
ご無沙汰しています、チルワカです。
実は言いますとシレッと3月3日に子供を出産しました!
正直に言うと妊娠がわかった時から陣痛にビビりまくりな私でした。
だって散々子供の頃から鼻からスイカ!と
「出産=激痛」と刷り込まれてきたのだ。
「いや、同時に幸せホルモンも出てるから気持ちのいい方にシフトしたら気持ちいいんだよ!」
ってアドバイスももらったりして、ずーっと妊娠中はその言葉を胸に過ごして来たのだ。
当初、予定日は旦那のT氏と同じ誕生日。
まぁ当日じゃなかったとしても、
陣痛か?破水か?なんてずーっと誕生日までソワソワしていたのに予定日は過ぎる。
「予定日過ぎるとまぁ良いこともないので、明後日入院して促進剤しましょうか?」とのお達。
促進剤使っても当日産まれないこともあるらしいって。
え、明後日入院?え、じゃあ4日後に産まれてるかも?
と、急な計画的な出産に混乱。
入院した夜は、
「ついに、この9ヶ月間お腹にいた子が出てくるのかー。
私はこの重いお腹も無くなってついに自由の身体になるのかー。
でも産まれてこなくて次の日も薬って痛いんかなぁ」
と慣れない産院のベッドの上で1人。
言葉に出来ないソワソワした緊張と楽しみと安堵感が入り交じった夜でした。
2月28日生まれの旦那Tと3月生まれになる娘の星座は魚座。
なんだか落ち着かない気持ちとホッとした気持ちの両方の中、夜ベッドの上で描いた魚座のイラスト。
今まで描いたことないタッチの絵を描きました。
きっとこの絵を見るとこの日の事思い出すんだろなぁ。
次の日は絶食の上(なんかあった時の帝王切開に備えて)朝から点滴開始。
インスタで色々集めた情報を参考に、
長期戦の為のエネルギーチャージのゼリーやら、充電器やらipad、
ばっちりベッドの横に準備。
「まぁ早くても今日暗くなってからかなぁ。」なんて先生も言ってたので、
「夕方くらいに来てくれたらいいよー!お使いも宜しくー」とかT氏にメモまで送ってたのですが、
点滴開始して2.3時間後。
それまで陣痛も軽い生理痛だったのに
「ガクンっ」
と赤ちゃんが骨盤に降りてきたような感覚と共に
急に我慢出来ない陣痛開始。
「ちょ、、すみませんめっちゃ痛くなってきました!泣」
と助産師さんにヘルプ。
2時間後には分娩台へ。と
爆速に進んだもんで、
もぉ汗だくで陣痛と共に嗚咽しながら
震える手でT氏に電話。
「は、は、はやく来て、、、白目」
の超切迫詰まった事しか言えなかったのだ。
ゆったりおつかいの買い物してた所
「え、えぇ、、、!?」となって急いで産院へ。
もぉ出産に間に合わないかと痛みの中で、ヒヤヒヤもしたりして。
でも結局着いた頃には、私にはT氏の顔を見る余裕も話す余裕もゼロ。
ただただ私の心の救いは、陣痛の度にお腹とお尻をさすって押してくれる助産師さんだけでした。
本当あの手がなかったら泡吹いて失神してました。
骨盤からお尻をメリメリ言いながら降りてくる感覚もありまくり。
もぉ爆裂な陣痛(表現するならば生理痛と下痢が100倍で同時に襲ってきた感じ)
陣痛が来る度に、吐くもんもないのに反射的に出てくる嗚咽。
汗ビッショリになりながらも、気持ち悪さで水は飲めず、、
(準備してた物全部無意味だったーー!)
それでも、どっか冷静になりながら
「呼吸に意識ーー、呼吸ーーー!!」
とかめっちゃ思ってみたり、痛みの中で大好きなフワフワのおもちの事(うちの猫)を考えてみたり頑張ったけど、
痛みは和らぐ事もなく、、、
「あ、これ無理なやつだわ、、、」
と早々に心は折れて、ただただ痛かったです。笑
出した事ないような声が漏れ出てました。(そこはどっか冷静に聞いていた自分の声)
「あぁぁ、いったいーーーーーーー!!!」
「髪の毛見えてるよー!もぉちょっとですよー!」
見えないけど、多分分娩台の上で
穴を2人かがりで左右にグイッと引き伸ばされてた感覚。
「股っ!裂けてる!裂けてるーー!!泣」
と叫ぶ私と
先生、助産師さん「いや、裂けてない!裂けてない!」
産前に
「なるべく会陰切開はしないで欲しい。」とリクエストを出してましたが、
「もぉお腹開いてもいいし、吸引してくれてもいいから1秒でも早くこの痛みから解放してくれっ!!」と心の叫び。
最後は痛みで酸素が薄くなって
「赤ちゃんが苦しんでるからもっと呼吸して!頑張って!」
ゔゔゔぅぅ、、、
「陣痛で痛すぎて股のところ切られてもわかんないよ!」とも聞いてたけど、
ジョキッ!と切られた感覚もありまくりで
「ウソー!!痛いやないかーーーーーい!!!!!」
と心の中で叫んだ私です。
痛みにもがいてたらいつの間にか
ずるん。
と
無事産まれたーー!!
その瞬間気持ちいいとも聞いてたけど、もぉ私はアソコを引き伸ばされてる感覚が痛すぎて
気持ちいいもクソもなかったです。笑
T氏はずっと私の頭の上に立って泣いてたみたい。顔を見上げる余裕すら無かったので分かりませんが。
地獄からやっっと解放された時の安堵感、、、
多分最初の一言は
「地獄が終わった、、、、」
が、産まれたての赤ちゃんの処置に慌ただしく動き回る助産師さん達を横目に
お腹に残った胎盤を出すために、グリグリされた上にそのまま切られた股を縫われる事、数十分。
もぉ冷静になった頭で、めっちゃ感覚ありまくりで針が刺される度に
「痛っ!いったぁ!」
地獄終わったんじゃないんかいーーっ!!と
心から思いました。笑
我が家の産まれたての赤ちゃんは、
噂のガッツ石松ではなく泉谷しげる系でした。笑
パンパンに浮腫んだ顔で、
あれ、不細工だなぁ。
と冷静な私よ。
(翌日は浮腫も消えて可愛い赤ちゃんでした)
無事に産まれてきてくれてよかったよーー泣
さて。そこで人生最大の難関をクリアし、明日から初めての育児かぁと思った矢先。
夜中にバッグを取ろうとしたら
クチン!
あ、、、やった、やったな、コレ、、、、
まかかの、このタイミングで人生3回目のギックリ腰。
追い討ちかけてくるかーーー!
と、結局最初の3日間は抱っこも起き上がるのもつ、辛い、、。
切られた股がただでさえ痛いのに、
そろりそろりでトイレに座るのもやっとな私の腰ーー。泣
バカヤロウ
本当産院の助産師さん達がみーんな優しくて、腰を気遣ってもらいながら
結局、腰を労わりながら恐る歩く生活で終わった入院生活。
で、まぁやれやれ。
大変だったなぁー!と、
ここで終わったと思った訳ですが。
まだ続く痛い事シリーズ!
これは聞いてなかったわ。誰か産む前に教えてくれよシリーズへ。笑
長々となりそうなので、今回はこれにて。
そんな訳で私の初出産は無事に終わりました!
世界中のお母さん、心からお疲れ様です。
私はこれからアナタ達の跡を追いかけるように新たな世界へ踏み入れます。
次回につづかせて頂きます。
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