フィードバックの難しさ

今担当しているオンラインクラスでは、授業後にフィードバックを行うことになっている。項目は以下のとおり

1.聴解力(1~5)
2.会話力(1~5)
3.態度(1~5)
4.教師からのコメント

この中で4のコメントがけっこう大変で、特に書くことがない場合も多い。特に書くことがないということは、指摘事項がないと言うことや授業内容に関しては、問題なくできていたということなので、いいことではあるが、それでも何か書かないといけない。それで、授業後に何を書こうかと頭を悩ませることが多い。そこで、このフィードバックを効率的に、かつ効果的にするためのポイントをchatGPTに聞いたので、抜粋して書き留めておく。

フィードバックのポイント

1. 簡潔にまとめる
「今回のレッスンで良かった点」「改善が必要な点」「次回に向けたアドバイス」の3点にフォーカスして簡潔にまとめる。
 2. 定型文を活用する
    テンプレートを使うことで時間を節約できる。特に書くことがないと言った場合には、テンプレートが役に立つ。
3. ポジティブな要素を強調する
    生徒が頑張った点や成長した点を必ず含める。ポジティブなフィードバックはモチベーションの維持に繋がる。
 4. 次のステップを提示する
   次回のレッスンに向けての具体的な目標や課題を簡単に提示する。これにより、生徒は自分が何を改善すべきかを明確に理解できる。

フィードバックのポイントと合わせて、どうすればフィードバック能力を高められるかについても聞いてみた。

フィードバック能力を高めるための練習方法

1.他の教師のフィードバックを分析する
2.ロールプレイを行う
3.フィードバックの記録を振り返る
4.生徒からのフィードバックを受ける

もっと細かく書かれていたが、一部の項目を抜粋した。

1はそのような機会がないので、難しい。2についても自らそう提案するのは難しい。しかし、ほかのクラスのレッスン動画を一部見ることが出要る状況にあるので、それを利用して、自分ならどうフィードバックするかの練習はできる。3は読み返しているので、やっていると言える。4はフィードバックについてのフィードバックなので、実際にそのフィードバックに意味があったのか、ということを聞くことになるので、こちらの心理的ハードルが高いが、やる価値は十分にあるであろう。しかし、対象者が初級なので、ベトナム人教師の協力も得ないと詳しいことは聞けないのと思うので、その辺の調整も必要である。

そのほか、書きながら考えたことは、授業後にフィードバックをすると書いたし、実際そうであるが、授業中に簡潔に行えるのであれば、練習ごとに行うのもいいということ。こちらがいい雰囲気でできていると思っても、実際にはそうでない場合もあるからだ。30分という短い時間では、なかなか難しいかもしれないが、それもコミュニケーションの1つであるので、すぐに取り入れることは難しくとも、意識はしておいたほうがいいだろう。


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