海へ
海と共に暮らしてみたい、を叶えるべく島へやってきた。これまでも、海端に住んでいて水産業が基幹産業ではあったけれど、求めているような海との暮らしはなかった。
今日は休みで職場の方々が🌊へ誘ってくれた。マリンスポーツが目的でもなく、海行こう、みたいな。島にいくつか海岸はあるようで、オススメだという海岸へ連れて行ってくれた。家から🚙で1時間ほど走ったところ。海岸によって砂地か石地か、地形も違っている。
The昭和な喫茶店みたいなところで食事をした。地元の方しか見つけられないであろうお店。洋食系の味、ケチャップに飢えていたので迷わずオムライス。昭和な感じが逆に良かった。
仕事の話を伺ったり、島へ辿り着くまでの過程を伺ったり。異業種で新規参入したわたし。不安もあったけれど、仕事で分からないことを教えて頂けたり、頼れる人の存在が心強くて有り難い。前職の上司が伝授してくれた心構えみたいな仕事に対するホスピタリティ、これが新しい仕事でも活きている。それがすごく有り難くて、次に会った時にはお礼を伝えたいし、時々恋しい。
今朝、ガスコンロを設置してもらい、わたしの小さな台所はガス完備になった。🔥のある暮らしはありがたい〜まるで縄文人が火と出逢った時みたいな気分だった。笑
早速、新しい蒸し器と新しいガスコンロで、黒糖フクレ菓子を作ってみた。
お隣の方が、数日前に共同通路の草刈りをして下さっていたのが気になっていて、出来上がったばかりのフクレ菓子を持参してお礼に伺った。とても喜んで下さり、2分後に訪問あって、お魚を頂いた。
こうして少しずつ、わたしも島に馴染んでいけるだろうか。まだまだ未知のわたしの行く方。
息が詰まりそうになったら海へ行って砂浜を歩いたり、家に帰って豆を煮たり、それでも駄目だと感じたら、本土へ渡ろうと思う。無理なく無理せず、頑張らないと決めている。
島の人は朝もゆっくりで夜は早く休む。島自体がそんな雰囲気。夜7時に店は全て閉まっているし、道路の信号も点滅している。時間がゆったり流れている。
だからか、夜ぐっすり深く眠れている。
海底にゆらゆら貝殻が沈みゆくように、ゆらゆら眠りに就いている。これが心地よくて、これまでに体感したことのない眠り。
海と共に暮らし始めたわたし、どうやら、海の一部になってゆくよう。今夜もゆらゆらと。
皆さまも佳き夢を⭐
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?