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自然栽培のチカラと可能性

みなさま、こんにちは(^-^) チャイルドケア共育協会/SDGs講師の坂入千佳です。

春らしい陽気に誘われて、農園出没率が高くなっています❤
その場の空気や風、作り手さんの思いに触れると、少し疲れた心身がさらさらとゆるんでいく。

連携させていただいている「農園団体自然栽培パーティ全国協議会」の創設者、佐伯さんと話していると、彼が作りたい世界観も感じられて、本当に今必要なダイバーシティやSDGsに向け彼ららしくすすめているということがよくわかる。

SDGsが世の中で歌われる前から、自然栽培という農法を通して、土を浄化すること、土が変わると気候が変わり環境が変わることを意識し、すすめてきていた。彼らは、障害者支援という農福の団体でもあり、SDGsの課題、いくつもに取り組んでいることが理解できる。

彼らと連携させていただいた理由も含めながら、タベキフの新しいサービスについても、お伝えしていきたいと思います。

前回お伝えした、タベキフのサービス、加盟店を増やす営業活動をしながら
コロナ禍の飲食店さんのお話を聞きながら、飲食店を盛り上げる必要があること、東京で、コロナ禍でも仕事に家庭にプライベートに励んでいる人たちの疲れを癒す必要があるなと考えるようになりました。

タベキフである、食を通して何ができるかと。

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タベキフに加盟してくださった飲食店さんには少しでも何かチカラをと考え
自然栽培のお野菜をお届けするサービスを付加することにしました。

先にお伝えしたように、自然栽培は、環境だけでなく、人の心身を守ることができる、地球をまるごとまもることのできる作物であり農法です。また、障害者や欝・自閉症患者さんなどの就労支援という農福連携でもあり、SDGs17個の課題のうち、下記に取り組んでいることになります。

8の働きがい、10の不平等をなくそう、や、11住み続けられる街づくり
そして、13気候、14陸、15海、などの環境保全にかかわっていることになります。

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そして、キフや支援助け合い文化を作っていきたいと考えるタベキフにとってここが、自然栽培を取り入れるようになった大きな理由のひとつでもあります。

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助け合いや寄付や支援文化は、経済的な成熟度というよりも、精神的な成熟度余裕が必要であることが、寄付白書の中の幸福度ランキングや、思いやり指数などから理解できるようになってきました。

精神的な成熟度、余裕、ゆとり、豊かさ、そういったことを感じられるはずの環境にいながら、疲弊してしまっていて足りないところばかりに目をむける癖がぬけない日本人。

すさんでしまったり、根気がなくなっていたり、また自分の健康状態に疎くなってぎりぎりまでほったらかしにしてしまったり、そんな状態が多くみられます。しまいには、引きこもったり自殺を考えてしまったり。

幸福には、長続きする幸福と長続きしない幸福があるとのこと。
長続きしない幸せは、モノやお金、地位のように、他人と比較できるものであり、長続きする幸せは、健康や自由、愛情などがあげられます。
~「幸せな人生を送る子供の育て方」前野隆司著より~

本来は、幸せに活動していいはずの人たちが、なぜこのようなことになっているのでしょうか?

まじめで勤勉な日本人。他者を尊重することを学んだ唯一の国民。
高度経済成長で、会社の業績や売り上げ至上主義で、他社や人と競い事業を大きくしてきて、長続きしない比較するための見せかけの幸せに標準を合わせてきてしまった。

愛情や健康、自由、すでに持っている財産に気づかずに何かに追われて生活してきたツケが、SDGs地球環境を振り返るタイミングで、同時にやってきているような気がしてなりません。

また、このような状態を生み出してしまうひとつの原因として農薬もかかわっていることがわかってきました。元気なときはいいのですが、ひとたびストレス過多になったときなど、あっという間にそのスパイラルに落ち込んでしまう、私のもうひとつの仕事、カウンセリングからも感じていましたから、自然栽培のチカラや可能性を知ったときには、これだという思いで飛びついたわけです。

ご縁あって、紹介していただいた農園の代表もメンタルダウンを経験していたり、ITで働きづめのなか、鬱を発症し5年間?寝たきりだった方が、1年ほどで投薬も通院も必要ないどころか、元気になって農業を楽しんでいる姿も見せてもらってきました。農業セラピーというものもあって、唾液の中の幸せ成分が増えることもわかってきました。

自然栽培の野菜を食べたり、薬物・化学物質なしの農業にかかわることで
私たちは、とても自然で人間らしい生活を営み、必要最低限のものだけを取り込んで健康的に生活していくことができる、ということになります。

▼ドメーヌ・ラ・ロマネコンティの醸造長 ベルナール・ノブレ
「生命はシンプル。それを人間が複雑にしてしまっているのは残念なことだ」

▼ガンジー
「地球や自然は、人間の欲を満たすものではなく必要を満たすものなのだ」

▼元アメリカ大統領 フランクリンルーズベルト
「土壌を破壊すれば、国が破壊される」

▼作家・詩人 アントワーヌ・サンテグジュペリ
「私たちは両親から地球を引き継ぐのではない。子どもたちから借りているのだ」


地球の歴史や現在の地球環境、
それから、今まで人間がどのような営みを、活動をしてきたか? 特に、先進国のここ50年ほどを振り返ってみると、おのずとどう転換すべきかが見えてくる。

ある意味、自然界の番人であり、鋭い観察力、壮厳な自然へのリスペクトと謙遜の念を持つ、自然栽培農業人たちから、目が離せず、たくさんの人にまずは知ってもらいたいものです。

このような新たな出会いから新しいサービスや企画が生まれ現在は、自然栽培作物を使った料理やお酒をいただけるイベント、つまりは、SDGsを学べる、考える、食事イベント、鬼滅の刃的イベント(笑)を定期開催しております。煉獄世代×炭次郎世代でどう解決していけるのか?

次回は、イベントやバスツアーについて書いていきたいと思います。

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<坂入 千佳(さかいり・ちか)>
グロウス・カンパニー+SDGs基礎講座修了/資質学講師/資質学カウンセラーなどのスキルを基にSDGs普及活動と併せて、会員登録して注文するだけで食品ロスの解消と共に寄付につなげる新たな貢献のかたち「tabekifu」というフードロス解決アプリを開発。
【tabekifu】:https://tabekifu.co.jp/index

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