いい趣味とか悪い趣味とか

なくない?って思ってるけど、どうしてもかっこいい趣味ってかっこいいなって思う

例えば、洋楽を聴くとか、楽器弾くとか、絵を描くとか、スキューバダイビングとか、お裁縫とか、お料理とか、スポーツとか、読書とか

おーってなっちゃう

かたやYouTube見るとか、子供みたいなお菓子食べるとか、寝るとか、アイドル推すとか、Twitterとかが趣味な私

ぞ、俗〜〜!!!

と我が身を恥ずかしく思うことが甚だ多い


でも、私にもそういうなんかすごいっぽく聞こえる趣味が一つだけあって

それが、美術館とか博物館に行くってやつです。

どう?すごそう?

唯一外に出る系の趣味です

まぁ、これを読む人がすごいと思うか分からないけど、この前友達と趣味の話になった時に

「えーなんかいいなーおしゃれ!」

とか称賛されちゃってなるほどそういう感じか〜と、そこで初めて自分がすごそうな趣味を一つは所持していると知ったわけ

でも続けてその友達は

「そういうの憧れるけどよくわかんないから無理だなーー」

って言ってた

でも、私はなんかうーーんって感じ

だって私だって分かってないし

芸術に詳しいわけでもなければ、歴史に詳しいわけでもないし

でも、なんとなーく普段は見られないようなものに触れて、時々「なんかかわいいなコレ」「コレ好きかも」ってなんとなーく思うのが嬉しい

よく分からなければそれはそれで「よく分からないものとの遭遇」という素敵な経験だ

そんな気持ちで気になったものを見に行くというだけのつもりだったからこそ、これが「すごそうな」ことだと気づかなかったのかもなと思う

まぁ心のどこかで「こういうとこに足運ぶ私おしゃれ」と思ってるんじゃないかと私は私を疑っているんですが…

それはそれで、悪いことじゃないしいいんだけども

それに、私からすれば彼女が歌がうまくて音楽を趣味にしていたり、外国に興味があって語学を積極的に習得しようとしているのがすごく羨ましい

お互い様すぎる

それにひょっとしたら彼女を羨む私を彼女もうーーんと感じていたかも知れなかった


結局なにに気づいたのかといえば

別にすごそうな趣味とか見つけなくてもいいか〜ということです。

今までは、受け身な趣味が多いのが嫌で何か生み出すような趣味が欲しいと思ったり、それこそおしゃれですごそうな趣味を持ってる人を羨んだりしてたけど、自分が今何となく楽しんでいることが人からは素敵に見えることだってあるし、そもそもたぶん趣味ってむりやりやることではない

今ググったら「楽しみとして愛好すること」らしい

尚更だね


まぁ、私は愚かな俗人なのでやっぱりかっこいい趣味に憧れてしまうことは今後ともあるとは思う

そんな時はちょっとやってみて愛好できそうだったらやればいいし、できなさそうならやらなきゃいい

自分の、その人の支えとか楽しみになるならどんなものでも価値ある趣味だ

そこに優劣はないし、誰かと比べてむしろ趣味が心に悪影響を与えるようになるようなことがあれば、それはとっても悲しいことだと思う。


とずっと前から分かってたつもりでいたけど、なんだか身をもって実感したな、という成熟への第一歩を共有したかったのです。






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