意識の進化とARLNATA展示会へのお誘い
意識の進化について
7名のアーティストから成るグループに向けて発信したお誘いのメッセージをブログで共有しようと思いました。
一般の方がみたら「ファッションブランドの展示会の誘いに"意識の進化"とか"マインドフル"とか出てきて何じゃこりゃ?」という内容かと思われますが、アーティストの方たちはあまり驚きませんでした。
クリエイティブな人たちの質の高い仕事を見ると人類の意識の進化の可能性を感じることができて元気になります。
その感覚を共有できる人が数名いてくれるだけでも何やら勇気づけられる気がするのです。もしかしてこの感覚はアーティスト以外の一般の方とも共有できるかも。そんな思いからクローズドのグループで発信したメッセージをメンバーの許可を得てブログで公開することにしました。
シンボロジー研究会の皆さん
地球環境は次世代にとって今よりも住みやすいものになるでしょうか?
人類は無益な争いを止めることはできるでしょうか?
これらの問いに対する私の答えは、イエスです。
ただし「もし人類が意識の進化を促進できれば」という条件がつきます。
エニアグラムを西欧社会に伝えたグルジェフは天才的な心理学者であると同時に芸術家でもありました。
彼は舞踊のマスターでもあり、音楽家でもあり、シンボリズムによって宇宙を語ろうとした人物とも言えます。
グルジェフは心理学は芸術であるべきと考えており、自らのシステムによって人類の意識の進化を促進しようと試みていたのだと思います。
現在、様々なジャンルで「マインドフル」と言われるようになりましたが、そのルーツを遡るとグルジェフと仏教に行き当たります。
良心(conscience)は意識(consciousness)と密接に結びついていることに多くの人が目覚めつつある今、世界では様々な政治、経済のダイナミックな動きが起きています。コロナ騒動の背後でも様々な政治的なパワーが働いています。
そんな中、国によってはアーティストが自由に表現できない国もあります。日本にいるアーティストたちは政治的な動きに関与することも自由だし、ひたすら自身の表現にコミットし続けるという選択もできる状況に置かれています。
ここにいる皆さんはそれぞれ自身の表現のフィールドをお持ちですね。そして自身のフィールドにおける表現力を高めるために日々努力を積み重ねていることと思います。
象徴学的な視点から見ると皆さんが表現のフィールドにコミットすることは、それぞれのパーソナルな意識の進化にプラスの影響をもたらしていると見ることができます。
世の中がどんなに変化しようとも表現者が自身の表現力を高めるために努力する行為は、表現者自身や受け手の人たちの意識の進化を促す極めてまっとうで有益な行為なのです。
表現力のアップのために努力する行為自体が次世代のための地球環境の浄化に貢献している・・・というといささかオーバーかもしれませんが、人間の意識と表現行為はそのくらいのポテンシャルを持ったものだと思います。
そんなわけで良質な作品を生み出そうと努力を続けているクリエイターの展示会などにも極力足を運びたいと思っています。
長い前フリを失礼いたしました。
18日からARLNATAさんの展示会が開催されますね。
コロナ問題がで落ち着かない時期ですが、私たちは18日の昼過ぎ頃に伺おうかと思っています。今のところサンちゃんと愛海さんは確定ですね。さやかさん、KEIさんも時間があれば是非どうぞ。
みんなで顔合わせをするいい機会になるかと思います。
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