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地球のしごとゼミと夏が始まりました。【コミュニティレポート2023年7月分】

皆さん、こんにちは!

昨年12月以来、お久しぶりの地球のしごと大學コミュニティレポートです。

6月から心機一転「地球のしごとゼミ(旧地球のしごと教養学部)」がスタートしまして、コミュニティにもポジティブな変化が生まれてきているので、ダイジェストにはなりますが最新状況をお伝えできればと思います。

地球のしごとゼミ、地球のしごと大學コミュニティを知る上で少しでも参考になれば嬉しいです。

少し長いですが最後までぜひお付き合いください!


地球のしごとゼミでは、オンラインセミナー#1、フィールドワーク#1が開催されました

単発受講が可能になった「地球のしごとゼミ」では、6月25日にオンラインセミナー#1が、7月15日〜17日にフィールドワーク#1が、無事開催されました。

・6月25日(日)15:00〜17:30
オンラインセミナー#1 〜共同体、コミュニティ、多様性〜
「日本的共同体は多様な個性を受け入れられないのか?新しい共同体・コミュニティについて探求しよう」

ゲスト講師/
内山節(うちやま たかし)、向谷地生良(むかいやち いくよし)

<参加者の感想(一部抜粋)>

・内山先生や向谷地先生の話を聞いて、利己的な「個人」ではなく、「共同体を構成する個人」になることが大切なのだと思いました。
そして共同体の構成要素である自然や人のほか、先祖(死者)や神仏と良い関係を築くためには、価値観の共有とコミュニケーションが不可欠で、そのしかけとして、祭りや寄り合い、結いの会、墓参りやお盆といったものがある(あった)のではないかと考えました。
そのような習慣が希薄になりつつあるいまの日本で良い共同体を作るためには、希薄になりつつある伝統に一度回帰しても良いのではないかと思いました。

・共同体が新しい人材を活用し、新しく移住した人も我慢するだけではなく、一緒に生活し、ものごとを進めていくための解決策を見つけたいと思いました。

・向谷地様のお話の中で、「啓蒙的な意見を言わないことにした」というところに何かそのヒントがある気がしています。

・内山先生の「伝統的な村落では関係が実態を作る」というお話、大変興味深かったです。

・日本の農山漁村の伝統的な価値観は「関係性」にある。現存する人間同士の関係性だけでなく「死者」との関係性。あるいは、人間以外の「自然」との関係性、「神仏」との関係性。こういう関係性から「実態」を作り出してきたところがある。逆に関係性以外に実態はないという部分が印象に残りました。

・7月15日〜17日
フィールドワーク#1 in 岐阜
〜エネルギー、衣服、祭り、芸能、サステナブルツーリズム〜
ゲスト講師/
平野彰秀(ひらの あきひで)、平野馨生里(ひらの かおり)
場所/
岐阜県郡上市白鳥町石徹白、郡上八幡、飛騨市古川町弐之町

<参加者の感想(一部抜粋)>
・馨生里さんの言葉で印象的だったもの、食べ物と水や衣類など生活に必要なものを自分たちで作っていて、この地域なら何があっても生きていけると思ったので石徹白を選んだ。村(集落)が残っていく理由 ダムがない・神社がある。

・色々な人との出会い、最高です!今回も素敵プログラム、ありがとございました!

・地域の方と私たちは「価値基準」が違う。地域の方が地域のために取り組み続けている理由は「プライド」という話も伺いましたが、大切にしている価値基準が違うんだなと思いました。「どれだけ綺麗に草を刈れたか」、「踊りに何日参加できたか」それは、家庭で学校で学んだ教育、歴史の重み、地域性がもたらすものなど理由はさまざまなのかもしれませんが、私は地域で暮らす人々に豊かさを感じました。

※参加者のお一人、じゅんてぃさんがnoteに岐阜FWの感想を投稿してくれています。こちらも是非最後までご覧ください。

レポート投稿約15本、新規メンバーも増えました

地球のしごと大學コミュニティには「レポート」を投稿する機能があります。以前noteにサンプルをUPしましたがイメージはこれです。

4月、5月頃までは月に2本程度(代表と副代表の私が投稿する)だったのですが、ここに来て新規メンバーも増えたことでレポートの投稿数が激増しました。2ヶ月間で約15本投稿されたと思います。この変化、凄くないですか?素直に嬉しい状況です・・・嬉涙

しかも、いずれもその方の人柄や経験の中からしか書けず、生成AIには絶対に生み出せないような内容で大変学びが多いですし、心が動かされます。

そんなこれまでにない盛り上がりが見えてきた地球のしごと大學コミュニティは、現在運営メンバーも含めて「約50名」ほどの規模感になりました。

メンバー間での経済活動も生じてきており、これからが本当に楽しみな場所になってきています。

ツキイチ、クルマザ、マクアケ、エンガワ、ドングリ

地球のしごと大學コミュニティでは、毎月開催されているオンラインイベントがあります。

1.ツキイチ:月末夜に行われるオンラインイベントで、動画を視聴したり、企画を用意したりしながら学び合うことをしています。

2.クルマザ:月中夜に行われる「対話」と「ファシリテーション」の練習会です。参加者が何かしらのお題を持ち寄り行います。これまでには、生成AI、自己理解、分人、好奇心などをテーマに行ってきました。

3.マクアケ:新規参加者へのオンボーディングを目的に6月から新たに始まったイベントです。コミュニティでの活動の仕方、質疑応答などこちらで受けています。

4.エンガワ:コミュニティメンバーであれば参加ができる「チャットイベント」です。ChatCastという外部ツールを使っており、30分限定で数人でおしゃべりするものです。やってみると本当に楽しくて、30分あっという間に過ぎます。最近は「猛暑」をテーマにチャットを行いました。

最新作/
Vol.5 夏なのにプールに入れない問題、女性向け空調服、日傘で日陰を持ち歩く、モンベルサンブロックアンブレラ、オダギリジョー

※既にお気づきかもしれませんが、公式で行う定例ものに関しては「カタカナ4文字」というネーミングのルールを今のところ設けています。

5.ドングリ
そしてイベントとは異なるのですが、コミュニティ内では活動すればするほどコミュニティ内ポイント「ドングリ」が溜まる仕組みになっていまして、そのドングリを誰かに感謝の気持ちとしてお渡しできたり、誰かが提供しているサービスと交換することもできたりします。

例えば、コミュニティの中には、100ドングリを集めてお渡しすると「似てない?でも可愛い似顔絵」を描いてくれる似顔絵師さんがいまして、代表の高浜大介のコミュニティ内アイコンは以下のような超絶素敵なアイコンになっています。特徴がとても捉えられていると私は思います・・・!

高浜大介 featuring ヤギ&かかし

9月、10月、11月も、企画準備に時間をかけたオンラインセミナー、フィールドワークが目白押し

そして最後に、今後の「地球のしごとゼミ」のお知らせです!

・9月10日(日)〜11日(月)
フィールドワーク#2 in 北海道
〜エネルギー、多様性、共同体〜
ゲスト講師/
井筒耕平(いづつ こうへい)、べてるの家
場所/
北海道勇払郡厚真町、北海道浦河郡浦河町
申し込み締め切り:8月10日

べてるの家は、地球のしごと大學の数あるフィールドワークの中で、開催される年は毎回人気NO.1〜NO.2のオススメフィールドワークです。

・10月9日(月・祝)16:00 〜 18:30
オンラインセミナー#2 〜医療・福祉〜
「過疎地医療福祉の理想の姿を考える。農山漁村だからこそ達成できるウェルビーイングとは?」
ゲスト講師/
山本 竜隆(やまもと たつたか)、北垣 佑一(きたがき ゆういち)

朝霧高原診療所 院長の山本さん、コミュニティナースカンパニーの北垣さんをゲストにお招きして「過疎地、農山漁村において、予防的な医療を実現していくという理想に向かう時、どんな課題があり、その課題をどのように克服していけばいいのか?」について考えていくセミナーです。

・11月11日(土)〜11月13日(月)
フィールドワーク#3 in島根 〜コミュニティナース・サステナブルツーリズム・地域づくり・ものづくり〜
ゲスト講師/
コミュニティライフケア、松場忠(まつば ただし)
場所/
島根県江津市敬川町、大田市大森町、出雲市

島根県でコミュニティナーシングを実践するコミュニティライフケアさんの現場に伺い実際の取り組みなどを見聞し、その後、石見銀山の麓にある大森町に赴き、ライフスタイルブランド「群言堂」で知られる石見銀山群言堂グループ代表の松場さんにお話を伺う予定です。

※募集ページの公開は8月を予定しています。

9月、10月、11月のいずれのコンテンツも、企画から準備に時間と頭を使った渾身のコンテンツです。

ぜひ、この機会にご参加いただけたら嬉しいです!!

また、お近くにご興味ご関心のありそうな方がいらっしゃればこちらの記事をシェアてください。一同とっても喜びます。

※参加方法は二つで、コミュニティメンバーになって参加する場合と、メンバーにならずに外部から参加する方法の2通りがございます。
ご質問などあれば以下よりお気軽にお問い合わせください。

ご案内

これからの地球のしごとゼミ、コミュニティへの入会にご興味のある方は、まずは「オンライン説明会」にご参加いただければと思っています。

あわせて、以下のオフィシャルサイトもご覧ください。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

以上、コミュニティレポート2023年7月分でした。

(文責:田中新吾

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