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【雑記】僕のカクヨムコンは終了いたしました

 どーも、筑前助広です。
 実は本日が41回目の誕生日、作家としては1回目の誕生日であります。
 40歳の1年は、萩尾大楽という男のおかげで、実に刺激的な一年を過ごさせていただきました。
 もちろん、家族や仲間、先輩作家、そして読者様の存在があってこそだと思います。感謝でお礼の言葉もございません。
 現在、続編を鋭意製作中です。萩尾大楽の前に現れた真の敵。田沼意次・一橋治済・松平定信・島津重豪・長谷川平蔵、そして清のヘシェンなども絡んで、江戸の闇は一層に濃くなります。こうご期待!

 また、今年は「時代小説のすゝめ」と称したトークイベントを、馳月基也先生と一緒にいたしました。こちらも大盛況だったようで、後日報告いたします。

おしゃべりクソ野郎な筑前

 で、表題の件です。
 今回僕は、カクヨムコンに僕はエントリーをしておりまして、それが以下の2作品。

◆独狼~念真流無間控~
<あらすじ>
江戸、安永年間。
独狼(どくろ)と呼ばれ、江戸の暗い世界で凶名を馳せる平山雷蔵。
念真流の宗家として生まれ、刺客として育てられるも、今は悪党を狩る、始末屋となっていた。
そんな雷蔵は、時の老中・田沼意次に呼び出されて、こう命じられる。
「孫娘を江戸まで護衛してくれ」
敵は百を超える刺客の群れ。
九州から江戸まで、田沼意次の孫娘を守り通せるか、平山雷蔵!

◆その女の名は、ルージュ~公儀特務機関 逸撰隊捜査File~
<あらすじ>
江戸時代、安永年間。
時の老中・田沼意次と松平武元によって設立された、老中直属の秘密武装警察・逸撰隊。
武力を行使する事も厭わない組織の性格上、〔人斬り隊〕とも揶揄される舞台でも、最精鋭と呼ばれる一番組を率いる明楽紅子は、日々江戸に巣食う悪党を追っていた。
そんなある日、紅子は夫を殺した殺人宗教集団・羅刹道の手がかりを得る。再び燃え上がる復讐心が、江戸を揺るがす大きな騒乱に繋がっていく。

 どちらも作品も「谷中の用心棒 萩尾大楽」と同じ世界観で書いていまして、時系列的には、ルージュ⇒谷中の用心棒⇒独狼という感じです。
 登場人物も重なっているところがありまして、(田沼意次を除けば)ルージュには益屋、独狼にも益屋、そして畦利貞助が登場します。

 独狼に関しては「狼の裔」「狼の贄」の続編なのですが、正直これが第一作のつもりで書いたので、読まなくても大丈夫です(雷蔵のお父さんが主役のようなものだし)。 令和の眠狂四郎を生み出さんと、精一杯自分の好きを詰め込みました。おすすめ。

 ルージュは時代小説に警察小説のスピード感をぶち込んだ、実験作となっています。物理的に強くてタフな女性が好きなので、この明楽紅子という主人公は好きですね。

 2作品ともシリーズ展開が出来るので、今後どうするか地味に悩んでおります。どこかの出版社が出していただければいいのですが。

 さてはて、ともかく僕のカクヨムコンは終了しました。
 あとは読者選考を通過するのを祈るばかり。
 思えば、トークイベントやサイン会で、カクヨムの投票をお願いしておけばよかった(ダメ)

 以上、無料ですので是非読んでください。そして感想などいただけますと幸いです。

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