村上春樹さんに会いに行った話(2016年)
【これは2016年にfacebookに書いていたものです。今年こそ村上春樹さんがノーベル文学賞!という思いを込めてnoteにあげます】
てか今回のコレ、facebookからの「過去をの思い出を振り返ってみましょう」で発掘されたものなんですけど、昔から変な文章書いてたって気づいたよね……
(2016年10月8日に書いたものです)
毎年恒例ノーベル文学賞、今年こそは村上春樹さんが獲るんでしょうかね。
私はハルキストではないけれど、大学で春樹作品を読み解くゼミなど取っていたこともあり(すぐやめたけどw)著書は割と読んだ。しかし産後は全然本読む時間なくて、「1Q84」も買ったまま三回ほど一緒に引っ越しました。そして今は地震後の積まれた本の中に。やれやれ。
そんな村上春樹さんのトークショーが熊本で開催されるということで、ダメ元で応募したら、当たった!
春樹ファンいうより、「メディアに出ない村上春樹を肉眼で見られるチャーンス!」というミーハー心と、
「街中ポケモンGO!のスポットわんさかあるじゃん!」という期待心で会場へ向かう私。
道中ポケモンボールと新しいポケモン沢山ゲットできて、電車降りて既にご満悦。
会場(も早川倉庫という、いかにも小洒落たスペース)には、おしゃれメガネでポールスミス店員みたいなダンスィ、ベレー帽をオシャレに被って個性的なイヤリングを着けた文学女子、きっとギャラリーかなにかを経営しておられるであろうお洒落で品の良い初老ご夫婦等々、
いかにもハルキストな方で溢れ、今まで味わったことのないレベル高え雰囲気。もちろん待ち時間も大声でお喋りする人は皆無、とにかくお行儀良くキラキラ穏やかなオーラ漂う場内。
「この人たちゆめマートとか行くのかな?食材はフーディワン(鶴屋系列のセレブスーパー)でしか買わないのかな」などと想像しながら貰ったミネラルウォーターをゴクゴク飲みながら明らかに浮く普通のおばさんの私。ううん良いの気にしない…。
村上春樹さん、あんな複雑な作品を書く人だから気難しいのかなと思いきや、本当にどこにでもいそうな普通のおじさんでした(笑)
エッセイの春樹さんそのままな、知的でユーモアのあるおじさん。
そして声は大滝蓮?にそっくり。
「100%の女の子」の朗読をされたのですが、雰囲気のあるとっても良い声で聴き惚れた。てか作者自らの朗読が聴けるなんて贅沢過ぎるイェーイ!
しかしこういうイベントを熊本の地で開催、村上春樹さんを始め著名な方々が熊本地震に関心を寄せ、支援の輪を広げてくれていること有り難く感じました。
パンフレットの裏にあった、前の晩にせっせと書かれたというサイン(言われるまで印刷だと思ってた)家宝にしないとなー。ノーベル文学賞獲ったらますます価値が上がる…←ゲスい