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ボクらの太陽シリーズの好きな楽曲をみんなに発表します④【新・ボクらの太陽編】


はじめに


いや、ちゃんと1年失踪してて草。
すみません、音楽が聴きたかったのに耳をぶっこわしてしばらくイヤホンの類が使えない状態になってました。耳が治ったわけではないのですが、せめてシンボクの発売日に間に合わせたくて大急ぎで書いた次第です。
1年前から書くことはざっくり決まっていて、それを突貫で文章にしたので「1年間推敲に推敲を重ねた文章」ではないことはご了承くださいませ。

※全体的に推敲が足りてないのと「おまけ」の部分を書ききれていないので今月中に追記します。ごめんね。

特に自分からボクタイシリーズの検索等をしていたわけではなかったのですが、7月20日頃からYoutubeの関連動画にボクタイ関連の動画がしょっちゅう出てくるようになりまして、もうこれは「はやく続きを書きなさい」というYoutubeアルコリズムさまのお告げなのかと思いました。
初めてこのNoteをご覧いただいた方はすみません、この投稿は1年前に己で始めたシリーズの完結編になります。もしよければまだ残っていますので昨年の投稿もご覧いただけるとありがたいです。自分は恥ずかしくて自分の文章を読み返せませんが…。

ボクタイ~ゾクタイはストーリーが地続きの作品という印象があったのに比べると、シンボクはタイトル通り「新章」という印象です。ボクタイ~ゾクタイの物語で、ジャンゴが戦いに身を投じるきっかけになった「両親」の話が終わったから、というのが大きいのかもしれません。

シンボク開発時に今作が「GBA(世紀末世界)」のボクタイ最終作となることが決定していたのかどうかはわかりませんが、ゲームシステムはゾクタイからブラッシュアップしつつ、ストーリーはゾクタイの続きでありながら1作目のボクタイから色々な要素をもってきていてまさに「世紀末世界」の集大成としての意味合いを強く感じました。
それと、物語の重要な要素となるのが1作目で母、2作目で父ときて、3作目は兄でしたね。

シンボクから新登場したキャラのデザインの方向性がこれまでのシリーズとはちょっと違う印象なのも「新章」っぽさを感じる原因かもしれません。これは意図的だったのか?JNTHEDさんが今作から関わっていないからなのか?その辺りは気になるところです。

楽曲はというと「ピコピコ音解禁」です。その分、特徴的だったマカロニウエスタンっぽさは控えめですね。
あとめっちゃステレオ。音がめっちゃ左右にいったりきたりで楽しいですね。でもピコピコ音を使いつつも「ボクタイらしさ」の核は変わらずあるんですよね。うまく言語化できないのが悔しいんですけど、別物にならない絶妙なバランスを保っています。

それと、シンボクでは特に戦闘中の曲が全体的にこれまでの2作よりテンポが速めにつくられている傾向があると思います。ゾクタイまでの既存曲がシンボクで改めてアレンジされているものがあるので、それを聴いてもらえるとわかりやすいと思います。

本題

〇兄と弟

シンボクのもうひとつのテーマとも言える曲
冒頭の回想のためだけにダーインのグラフィックがちゃんと用意されて再登場してて贅沢でした。

当時はさらっと流してたんですけど、シンボクの本編が始まる前にサバタはジャンゴを殺害、ジャンゴはゾクタイでヴァンパイアの力を得たことで自力で蘇生と、兄弟揃ってとんでもないことをしています。後々サバタの回想で「ジャンゴなら蘇るとわかっていた」って言ってましたけど、それにしてもなかなかショッキングですね。

そういえば時折、ジャンゴとサバタが双子と書かれているのをネットで見かけるんですが、作中では兄弟という情報以外なかったような…。勘違いだったら申し訳ないんですが、二人が双子っていう明確なソースがあったら有識者の方に教えてほしいです。

〇閉ざされた牢獄

1番最初のダンジョンです。プレイ当時、あのゾクタイの続きが遊べるんだ!と大興奮していたのをよく覚えています。
ふつう「閉ざされた牢獄」なんてダンジョンだったらもっと暗い曲になると思うんですが、ジャンゴの新しい戦いを思わせる、どこか鼓舞するような曲調なのが好きです。
シンボク、当時予約して夏に買ったはずなのになぜか冬に遊んでいた記憶が強いんですよね。「白き森」が印象的だったから?とかあるんでしょうか。

◯世紀末世界

ワールドマップの曲
今作ではダンジョン間の移動は徒歩ではなくなりました。各ダンジョンへの移動はワールドマップでダンジョンのアイコンを選択するという形式です。
それにあわせて拠点のサン・ミゲル中の移動も徒歩ではなくワールドマップで各施設のアイコンを選択する形式へ変更です。ゾクタイと違ってサンミゲルの街を自由に歩けなくなってしまったのは残念でした。ゲームの容量とか工数とかの原因でしょうか?
ちなみに各ダンジョンへの移動は新登場したバイクで行います。いやバイクて。

◯疾風

バイクバトルの曲
シンボクでは新しくバイクが登場。ジャンゴが乗りますだから今作のジャンゴはゴーグルをつけてるんですね〜。どうやって入手したのかサバタもバイクに乗りますこっちはゴーグル無しです。っていうか敵アンデットも乗ります。
各ダンジョン初挑戦時にバイクのレースゲームのプレイが必須になりましたが、正直当時から「世界的にバイクってどうなんだ…?」とは思ってました。
でもまあこれはこれでありなのかな。ダンジョンの中でバイク乗らないのかよ、とは思いました。

公式攻略本のスタッフコメントによれば今作で最もデザインに苦労したのがこのバイクだそうです。メタルギアでおなじみの新川さんのアイデアを参考にデザインが完成したとのことです。

◯烈風

バイクバトルのいちコースの曲です。
いままでのボクタイシリーズでは絶対なかった曲調ですごく印象に残っています。疾走感がすごい。
っていうかバイクバトルの曲は全体的にいままでのシリーズではなかったような曲調してますね。「烈風」っていうタイトルもシンプルでかっこいいです。

◯伯爵

ボクタイの頃と比べてイントロ~Aメロを残してあとは大幅にアレンジされてますね
こいつが再登場したのはシンボクにボクタイシリーズの集大成的な意味を持たせるためだったのか、ロックマンエグゼ6とのクロスオーバーバトルの都合があったからなのかはわかりません。でも前作でのエグゼコラボシナリオで復活を示唆させていたので早い段階から今作での復活は検討されていたのかもしれませんね。

今作でも1番最初のボスとしてチュートリアル的な役目を果たし、浄化されたと思ったらまた復活して今度は「ソルジャンゴ」のチュートリアルとして散る伯爵。チュートリアルに始まりチュートリアルに終わる男・伯爵。おまえ本当に何しにきたんだよ。

この曲はロックマンエグゼ6のクロスオーバーバトルでエグゼらしくアレンジされたものが聴けますね。原曲の雰囲気は残しつつエグゼらしいアレンジされたかっこいい曲です。イントロは大幅に変えられていますね。シンボク側のクロスオーバーバトルでは↑の伯爵戦の曲が使われています。

↑残念な点をあげるとすると、この曲はエグゼ6のクロスオーバーバトルでしか聴けない点ですね。エグゼのストーリー中で戦う「ハクシャク」戦は汎用のボスBGMが使われているので、クロスオーバーバトルが実装されていない「アドコレ」では聴くことができません。後年発売されたエグゼのサントラにも未収録なので、権利的にも「アドコレ」収録は難しかったのかもしれません。

やはり今作でも続投した伯爵戦のイントロです。オタクを集めて伯爵、ヴァンパイア、ダーイン、伯爵(シンボク)のイントロクイズしたいですね。

☆サバタ

1作目「ボクタイ」でのサバタ戦のアレンジ。かっこよすぎるって。ボクタイのサバタ戦をアレンジで超えてくるのかよ。
今作のお話の核となるサバタの曲なだけあって気合いの入り方が違います。全部の音がかっこいいです。シンボク全体の中でいちばん好きな曲です。

ボクタイの頃はサバタが「ラスボス前のボス」ということもあってか重々しさを感じる曲でしたが、今作では「暗黒少年」のミステリアスな面を押し出したアレンジになったと感じました。
曲のはじめ(0:03〜)にサバタの使う暗黒ゴマのSEみたいな音がさりげなく入ってるのがオシャレ。ステレオで音が左右に行ったり来たりするのはゼロシフトを意識しているのでしょうか?

設定こそあれど、今まで直接的にその力を使う姿が見られなかったムスペル、ガルムの力をサバタが使ってきたのもアツいです。これでシンボクには血(地)の伯爵、炎のムスペル、氷のガルム、風のカーミラ、とボクタイで4大元素を力を取り込んでいた2人のイモータルと2体のガーディアンが再登場したわけですね。すごいファンサービス。

「来たっ!来た来た来た来た来たぁー!! 行くぞっ!行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ行くぞぉ、ジャンゴ!! 暗黒と太陽!雌雄を決すっ!!太陽よ、“再び”恐怖しろっ!!!!」というセリフもうれしいファンサービスでした「再び」というのがポイントです。
サバタはその場に登場しませんが、「ボクタイ」でサバタと戦った暗黒城のステージが再登場するのもすばらしいです。そのステージではボスと戦うわけでもなく、イベントが進行するだけなので言ってしまえば「無くても問題ない」要素なのですが、本当にファンサービスとして再登場させてくれたんでしょうね。

自身の出生もさることながら、今作では「ボクタイ」ぶりに登場した嘆きの魔女「カーミラ」とサバタとの関係がめちゃくちゃ重くてめちゃくちゃ重要です。
あのふたりの関係、当時プレイしていた小学生でちゃんと理解できた人いるんでしょうか?自分はいまこうして振り返ってようやく理解できたことが多いです。お互いがお互いのために命を捨てていいと思ってるのが強すぎます。サバタくん、きみ何歳よ?

◯海賊の島

シンボクのダンジョンでは一番好きな曲です。Bメロからのサバタのテーマのアレンジもいいです。恐らくサバタの遺言ともとれるメッセージに従って訪れたダンジョンだから入ってるんでしょうね。

このステージのボス、ニーズホッグがとにかく嫌いでした。強いからとかじゃなくて本体の見た目とか色々。あとニーズホッグとの船上での戦闘のとき、めっちゃ処理落ちしますよね。
ボクタイ、ゾクタイは戦うのが拒まれるイモータルがいたのですが、シンボクのイモータルは全員ただの敵なので全く躊躇なく殴れますね。サバタはイモータルじゃないのでノーカンで。

「この世紀末世界にふさわしいのは、命を持たぬわれら闇の一族(イモータル)!」と言うニーズホッグに対して「反生命種、闇の一族(イモータル)を生み出したのが銀河意思(ダーク)であるならば、太陽を、大地を・・・ すべての生命種を生み出したのもまた、銀河意思(ダーク)! それらすべての存在に、優劣などはない!! 親がその存在をうばおうというのなら、子はあたえられたその命をもって、自らの存在を守るのみ!!」と言い放つおてんこさま。
普通にプレイしてると怒りでこの会話を流してしまいがちだと思いますが、これめちゃくちゃ重要な会話だと思ってます。

☆ラタトスク

GBAでパイプオルガンって、鳴らせるんですね…
それがすごすぎてほんといつ聴いても感動してしまいます。シンボクでいちばん驚いた、というとこの曲かもしれません。

ラタトスクはシリーズ恒例のラスボス一個前で戦う暗黒仔です。こいつがフレイム属性なの、初見でわかった人この世にいるんですか??
当時の公式攻略本にも書かれていましたが、ラタトスクはシリーズでも珍しい、銀河意思に従うのではなく、己の私利私欲のために動いていたキャラクターで、どれだけプレイヤーのヘイトを稼げるかRTAしているようなキャラでした。その分トリニティに一発かまされた時の爽快感みたいなものが際立つんだと思うんですが、個人的にはトリニティもどうも好きになれず…ジャンゴやサバタに思い入れがあり過ぎたせいかもしれません。
あと声が石田彰。
「ファイナルファンタジー9」のクジャと言い、なんでこういうキャラにはこんなにパイプオルガンが似合うんでしょう。っていうかラタトスクもクジャもCV:石田彰じゃねぇか。

◯ヴァナルガンド

ラスボス。いままでのシリーズではなかったようなボクタイらしからぬ曲に感じました。それ故にヴァナルガンドがこの世界の理から外れた絶対存在(エターナル)であることが強調されている気がします。所々で入るギターっぽい音もいいですね。

シリーズで唯一太陽の光が無くても倒せるラスボスです。ほぼ即死のレーザーは許しません。
サバタを取り込んで復活したため、腹部に狙ってくださいといわんばかりにサバタがいます。実際、そこが弱点ではあるのですがサバタに攻撃してしまうとベストエンディング(このへんは人によるかもしれないですが…)がみられなくなってしまう罠があります。
戦うステージもヴァナルガンドも圧倒的なドットの書き込み量です。シンボクはグラフィックがほとんど一新されて前作よりかなり進化している印象なのですが、ラスボスまわりは特にすごいです。

当時の公式攻略本のヴァナルガンド設定イラストへスタッフコメントで「こんなのがお兄ちゃんなんて嫌すぎます!さっさと助けてあげましょう!」と書かれています。いや草。
闘技場で戦うときはベストエンディングに関係ないので真っ先にサバタを狙うの、あるあるだと思います。

☆太陽を求めて

ヴァナルガンド戦後、ストーリー上での最後のバイクバトルの曲です。基本はヴァナルガンド戦のアレンジですが、かっこいいので紹介させてください。
おてんこさま、サバタ、カーミラをの犠牲をもってしてもヴァナルガンドを止めることができなかったことがわかり、ジャンゴが「こんな未来のために・・・ ボクは戦ってきたんじゃない!! もう・・・嫌だ・・・」と絶望するのがとても印象的です。
シンボクのバイクレース要素にはやや疑問を感じていましたが、最後のバイクバトルの演出と、この「太陽を求めて」がかっこよ過ぎて全て気にならなくなりました。バイクバトルの「遥かなる荒野」でもこの曲が聞けるので一生「遥かなる荒野」を遊んでいました。

ヴァナルガンドとは月で戦い、その帰りにバイクに乗っていたジャンゴですが最後のバイクバトルでおそらくバイクを失っています。これどうやって地球に帰ったんですかね?あといまだにバイクバトルで襲ってくるヴァナルガンドの身体の構造がどうなってんのかよくわかんないです。

☆新・ボクらの太陽

エンディング曲です。前2作と比べてもズバ抜けて明るい曲調です。前述の通りシンボクはマルチエンディングなのですが、エンディングによってはこの曲が聴けないこともあります。
ボクタイシリーズは毎回そうですが、ラスボスを倒しても世界観的に戦いを終わらせるような根本的な解決ができるわけじゃないのでエンディング自体はいかにもパッピーエンド!って終わり方をするわけではないのですが、シリーズの集大成だからこのくらい明るくていいかなって思いました。
それもサバタのテーマでシリーズを終わることに感激です。普通に泣いた。

これはベストエンディング(いわゆるおてんこさま、サバタがふたりとも助かる白エンディング・A)を基準に考えてこれからもサバタたちの戦いが続くという前提のことですが、サバタってダークマターとかいう劇物を体内に宿してるせいでどうやっても長生きできないんですよ。でも皮肉なことに、もうダークマター無しでは生きられない身体にもなってしまっていて。
そんな彼はその境遇を嘆くわけでもなくただ生きることを選んだんですよ。
「母を失い、父をたおし・・・ それでも、おれたちは前に進まなければならない あらがい続けること・・・ それだけが、銀河意志(ダーク)に対抗するための唯一絶対の手段!!」
というセリフにそれが全てが詰まっている気がします。

それと、ベストエンディング含め、どのエンディングでもカーミラを救うことはできません。
まだ少年だっていうのに過酷過ぎませんか?本当に本当にサバタは報われてほしい。育ての母と産みの母を失い、父を倒し、大切な人が自分のために破壊の獣と共に眠りについてしまったいま、もう彼の苦しみを本当に分かち合うことのできるのはジャンゴしかいません。せめてふたりで手を取り合って生きてほしい…。
余談ですがエンディングでサバタがトリニティを撃ち落とすとき、ちゃんとルナのレンズを使ってるのが芸が細かいですね…。

◯クロスオーバー

今作でも続投した「ロックマンエグゼ6」とのクロスオーバーバトル2のタイトル画面で使用された曲です。エグゼ6のテーマのアレンジですね。

今作は前作と逆でボクタイの伯爵がボスとしてロックマンエグゼに登場する展開です。今回シンボク側ではエグゼのイベントストーリーはありませんが、装備アイテム等のコラボがされています。
そういえばシンボクにガリガリくんがゲスト出演してましたけどあれマジでなんだったんですかね

おわりに

改めてシンボクの感想をば。

母を失い父を倒し、兄と戦うことになった時、シリーズの傾向としてサバタが死んでしまうのではないかとマジで不安になりながらプレイしていたのをよく覚えています。いや、エンディングによってはサバタを失うことになってしまうのですが。

主要キャラが敵の手に落ちることで結果的にそのキャラの内面のことを知れるのは「暴走デジモン特急」みたいですね。今後は「こいつはサバタの気持ちを教えてくれた、お礼だーーーッ!」って言ってラタトスクにソルフレアをおみまいしようと思います。

ボクタイのテーマは永遠に生きることの否定だと思いました。今作でも、命という概念のないヴァナルガンドやラタトスクの野望、ニーズホッグ戦のおてんこさまのセリフからそれを感じました。おてんこさまの言葉を借りるなら「死があるがゆえの生をどう生きるかだ」ということなのでしょう。

シンボクのキーワードは「未来」でしょうか。それは未来少年のトリニティという存在だけじゃなくて、「未来を生きる」ということが随所で強調されていました。
白エンディングAでもカーミラが自分を「過去」として
「過去にとらわれるのではなく、未来を生きてください」とサバタに告げてヴァナルガンドを封印するのが印象的です。

またエンディングの話になってしまいますが、ゾクタイで命を生き返らせることについて話し、「妙なことは考えるな」と言われたサバタでしたが1作目のボクタイの時からずっとカーミラのことを引きずっていました。白エンディングAではそれに決着をつけるサバタの物語でもあると思いました。
白Aでカーミラと別れる時、サバタが
「さらば愛しき魔女・・・ わが青春の幻影よ! おれはもう、ふり向きはしない 生と死の輪廻、その果てで・・・いつかまた、めぐり会おう!!」
っていうのですが、見るたびに「『青春の幻影』なんて言葉、どうやったら出てくるの…。(泣)」と情緒がおかしくなります。

白Aのことばかり書きましたが、白エンディングBも切ないけどいい終わり方なんだよなぁ。ただやっぱりどのエンディングでもカーミラが犠牲になるのは悲しい。
白Bの「うふふっ・・・おわすれですか? わたしのイシのかたさを」っていうカーミラのセリフが「意思」と自身の石化魔法「石」にかかっててすてきです。

白Bでは、ようやく暗黒少年じゃなくなったサバタ、「ありがとう」「わが親愛なる弟よ」と告げて半永久的な眠りにつきます。
ながいお別れになるのはつらいですが、サバタがもう「暗黒少年」として戦わなくていいことを考えるとこれをベストエンディングととらえる考えがあってもいいのかなと思いました。

ちょっとエンディング周りは書ききれないこと多いので各自セリフを読んでください!

シリーズで母父兄、をテーマに描いてきたボクタイですが、もし「世紀末世界」の次回作がもしも、もしもあったら今度はジャンゴ自身のストーリーになるのでしょうか?それともおてんこさま?
なんにしても、いつまでもボクタイシリーズが続いていく未来を信じたいと思います。

あとWikipedia情報ですが海外でシンボク出てないのマジ???

※全体的に推敲が足りてないのと「おまけ」の部分を書ききれていないので今月中に追記します。ごめんね。

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