ハトホルの書より~心臓をとおしたエクスタシーのワーク❤
【ハトホルの書】 著者:トム・ケニオン/訳者:紫上はとる/ナチュラルスピリット発行)※2013年発行の改訂版「新・ハトホルの書」より。
エクスタシー(恍惚、忘我、快感の最高潮)を体感することは、セックスの行為も含めて大切なことだと、ハトホルたちは教えています。ヨガのプラナヤーマ(呼吸法)には、呼吸によってセックスと同質のエクスタシーを得る手法がありますが、インドのヨギたちは、そのような手法を使うことで内なる静寂を保つことが可能になります。
ここでハトホルが教えてくれているのは、ヨギの行う複雑な呼吸法ではありません。それは「心臓で感謝を感じる」という、とてもシンプルなエクササイズです。しかし心身ともに、とても質の高いエクスタシーを得ることができるのです。
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【ワークの方法】
・体の心臓に焦点を合わせます。(ハートチャクラではなく、肉体の心臓のことです。)
・そして同時に、感謝の気持ちを感じます。(謝意という「概念」ではなく、湧いてくる感情や感覚を感じてください。)
・すると、そのエネルギーの波が心臓の磁場に乗って、全身に伝わります。そのエネルギーがあふれてくると、細胞レベルでエクスタシーが目覚めてゆくでしょう。
・あなたの、およそ一兆個もの細胞が、一斉に感謝のエネルギーを受け取った時、細胞レベルで何が起きているか、肉体で感じてください。
・このエクスタシーの状態を呼び起こす力を身につけ、いつでもその状態に入れるようになったら、今度はそれを、あなたのエネルギー場(「カー」やエーテル体、アストラル体などの精妙なエネルギー体)で徐々に試してみてください。
・このときも、意識・心は心臓に集中し、感謝が溢れるのを感じます。そのエネルギーが体内にあふれ出したら、今度は意識の焦点を、エネルギー場の方へ移します。
・このエネルギー場の中心は、頭頂と会陰を結ぶ体の中心軸とピッタリ一致し、頭上と足の下、数センチから数メートルまで…人によって異なりますが、大きく広がって、体を取りまいています。
・このエクササイズで、エクスタシーの感覚をエネルギー場まで広げることができるようになると、力強い調和の波形パターンが生まれ、銀河に満ちている進化を加速する波形パターンと共鳴しやすくなります。
・とてもシンプルなエクササイズですが、たいへん効果的で奥が深いことを知ってください。私たち(ハトホルたち)は、あなたがた(人間たち)に、もっとお知らせしたいことがありますが、少なくもあなたがたが、エクスタシーの意識状態に到達しなければ、それを理解するのは難しいと思われるのです。
・このエクササイズは、一日に何度おこなっても良いです。
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私は、「感謝」(「喜び」も同質のもの)の感覚が、エクスタシーの感覚と、実は同質のものであったということをヨガの修練中に体験しましたが、そのときは本当に感動しました。”エクスタシー”と、カタカナ英語で表現すると、日本人的には、どちらかというとセックスそれ自体をイメージしてしまうかもしれませんが、愛する人との特別な行為で感じる喜びは、「恍惚」や「歓喜」などの感情と、全く同質のものなのです。
ただしそれが、単なる肉体のみの感覚であるなら、エネルギー場にまで作用するような、調和の波形パターンは生まれません。(肉体のみで得られる感覚は、おままごとのように、ちょっとだけその感覚を体験してみたということだと思います。)ハトホルの教えのとおり、心臓をとおして感じることで、真の喜び、真の効果が得られ、その真の意味を理解するのだと思います。
あなたが愛する人と「愛の行為」をするときも、心臓で感謝を感じながら、相手と接してみてはいかがでしょう。おそらく、今までに感じたことのない恍惚を、心と体の両方で受け取ることができるでしょう。
近年、心臓にも脳と同じ様に複雑な神経ネットワークがあることが分かっています。私たちは、これからは、「脳」ではなく、「心臓+感謝」で生きることが大切なのだと、ハトホルの話を聞いてしみじみ思いました。
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最後までお読みくださりありがとうございました。
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