待てない子の10秒ルール~ASDの子と生きる~
こんにちは、ひつじです。このnoteはASDの子供と共に過ごして感じたことを記録しています。今回は3歳頃のお話です。
待つのが苦手
2歳くらいのお子さんだと待つのがまだ苦手ですよね。ひつじ家の長男くんも3歳くらいの頃は、まったく待てず、泣いて暴れてばかりいました。
ひつじ家の場合…
10秒ルール 信頼関係を築く
ひつじ家では、「10秒ルール」というものをやっていました。
10秒ルールとは、「10秒待たせて、10秒たったら実行する」というシンプルなものです。例えば料理を作っている時に遊びたい!と暴れ出したら「お母さんは今料理を作っているので10秒待つよ、10秒待てたら遊ぼう!いくよ1、2、3…」と言って10秒カウントダウンします。カウントダウン中に暴れても泣いても、とりあえず10秒カウントダウンします。そして、カウントダウンが終了したら「すごいね!10秒待てたね!じゃあ遊ぼう!」と褒めてから約束を実行します。ここで一番重要なのは約束をした側は”必ず約束を守る”と言うことです。
こういう子供たちは、親と子との信頼関係を築く事が大事なので、こちら側がキチンと約束を守らないと、子供たちが何が正しいのかがわからなくなってしまいます。そして泣いてもわめいても"10秒待てたこと"を褒めることで、子供も”待てた”という自信がつきます。泣かなくなったら「泣かないで待てたの?すごい!」と褒め言葉をかえていきます。大げさでも足りないくらいとにかく褒めてください。長男くんはこれを繰り返していくうちに、泣かずに10秒待てるようになりました。
※「ひつじ家の場合は…」とひとつの例えとしてお読み頂ければ嬉しです。
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