東京駅を活性化させる方法を考えてみる
東京駅のマーケティングを考える際に、最も重要なのは「誰をターゲットに設定するか」だろう。駅の性質上、様々な人が行きかうので、具体的なターゲットを定めてアクションに結びつけることが重要だ。ただし、具体的過ぎてもいけない。「30代のOLで~~」とか「50代の管理職で娘が云々…」とかいう設定をしても、正直意味がない。セグメントが意味を持つのは、ニーズで区切った時のみである。もちろん最初のステップとして、どんな人がいるのか、というアイディア出しから始めてもいいだろう。しかし、必ず、「彼らが持つニーズは何か」を考えたうえで、「共通のニーズを持つなら共通のセグメントに入れるべき」だと思う。
今回は、3つのタイプを考え、それぞれ、彼らが持つニーズ、それに対して、東京駅が持つ資産を組み合わせた結果提供できるビジネスをまとめてみた。まだまだ改善の余地はあると思うので、こういうセグメントもある、こんなニーズもある等、ご意見いただけるとありがたい。
観光客に対して
最初に思いつくのは、東京駅を利用する観光客だ。大別すれば「外国からきた観光客」「東京から観光に向かう国内客」「東京へ観光に来た国内客」の3つになるだろう。
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