単結晶氷はバーに売るのが最適なのか?

今週のカンブリア宮殿は「築地本願寺」の再特集だったので、ガイアの夜明けを見ていて気になった「単結晶氷」に注目して、それを広めるためのアイディアを考えてみたい。

単結晶氷が持つ2つの資産

番組を見ていて「普通の氷には不純物がある」という説明がなされた時、「不純物を問題だと思わせることができないか」と考えたが、調べてみると、氷の不純物とは、主に空気であるらしい。さすがに「空気が入っていること」それ自体を問題だと思う人はいないだろう……。となると、単結晶氷が持つ資産は、「溶けにくい」「見た目がキレイ」「味がまろやか」という3点になるだろう。これらの資産が価値を生み出す課題やターゲットを考えていく。

外食産業が正しい販路なのか

「ガイアの夜明け」内では、単結晶氷を作った人はバーテンダーへ売り込みに行っていた。確かに、バーテンダーの人々は氷をよく使うし、ロックで飲むお酒は、氷の違いを引き立ててくれるだろう。また、ホテル業界の人にもアプローチしていた。飲食繋がりで行くなら、和食店も、氷を多く使い、また、その品質にこだわりがあるような場所だろう。しかしこの状況下、外食産業で新しく販路を開拓するのはかなり難しいのではないだろうか。

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