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自己暗示より、〇〇の方が大切!な話

よくネット上で、
人生で成功するには、

・自己暗示は効果がある!
・自己暗示で自信をつけよう!
・毎日100回,唱えよう!
・自己暗示もいいけど、他人暗示(他の人から褒めてもらう)がよい!

という、記事をよく見まして、
脳科学オタクの私、個人的には、
いやいや、

      【行動】

の方が圧倒的に強いんじゃないか?と疑問に思ったので、その根拠を記事を書いてみます。

確かに自己暗示は、
周波数、波動的に考えれば、

自分にいい言葉がけをして、自分にいい周波数、波動を浴びさせているとも捉えられます。

この辺は、私が好きな村松大輔さんの自分発振という本にも、自分を褒めることの重要性が書いてあります。

昔から言霊という言葉もありますし、
例えば、子どもを褒めてあげると、
とても子どもちゃんは喜びます。

褒めてあげることで、「私ってやっぱりすごいんだ!」という喜びは生まれるわけですが……

これはある種、
「承認欲求」は満たされるけれど、
本当の「自信」、「実力」がつくかどうかになると、答えはNOでしょう。


例えば、自己暗示で
「私はできる、できる、できる!」
と唱え続けるといい

というパターンをよく見ます。
確かに、唱えている間は、脳の中で自分が〇〇できている、イメージが湧きやすいですし、

・イメージ中での身体の動作は、実際の身体へ電気信号が流れるため、俗に言うイメージトレーニングは、実際に身体を動かしている時の効果を得られる

・いいイメージをすることで、それを得たい、行動したい欲求が高まり、ドーパミンが出て、モチベーションアップになる。

・ネガティブよりは、ポジティブな事を考えていたほうが、楽しいし、ストレスは減る。

などメリットはいくつかありますが、
問題の本質は、
「自己暗示で人生は変わるのか?自信、実力はつくのか?」
「人生を変えるために、自己暗示は必要なのか?」
という点です。

例えば、小学生のA君はサッカー選手になりたいと思っているとします。


その時、あるコーチBからは
「自分はできる!できる!できる!」
と唱え続けることが大切だ!
と言われるのと、

もう一人のコーチCからは、
具体的に、「まずテニスボールや、小さいボールを使って、リフティングに挑戦してごらん、小さいボールの方が、足の神経発達が細かくなるから、
どんどんボールの扱いが上手くなるよ」と言われ、実際に練習という行動にうつる。

を比べたときに、圧倒的に上手くなるのは後者であるのは間違いありません。

さらに自己暗示でよく言われるが、
「自信✊️」をつけるためによい。
という解説をよく見ますが、

先ほどのサッカーの例で言えば、
後者の実際に練習という行動に移して、上達した後は、別に自己暗示をしなくても、

脳は行動からうまれた成功体験を通して、自分はできるんだという揺るぎない自信を手に入れているわけです。

つまり、行動から成功体験を得て、
「自分はできる」と、自分が自分を信じられているわけですから、自己暗示をかける必要性はありません。

※細かく言うと、成功体験を得ることで、脳の神経回路(シナプス)に自分は〇〇できるという回路が生まれます。自己暗示だけでは、本当の実力はつきません。

自己暗示自体をそこまで批判するつもりはありませんが、
自己暗示にハマる人は

・行動が足りない
・行動しなくても、自己暗示で成功できると思っている、または思いたい。
ということが個人的には、
見受けられるように思います

「自信がないという価値」という本の中にも、自信がないからこそ行動し、実力をつけることの大切さを解説しています。

自己暗示で作られた、自信はいわば、幻の自信であり、そこに実力はありません。経験値がないからです。

なので、やっぱり
何かを得るには、楽な方法、近道なんかはなくて(効率的な方法は別として、)汗をかいて、実際に行動するからこそ得られるものであると思います。

今回は以上です(^^)
もしよかったらコメントとか書いてくれたら嬉しいな〜と思います。
最近ちょこちょこ書いてるのに、ないので…笑

ではでは(^^)

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