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中心概念を獲得する手立て
今日は研究授業でした。
先日から何回か書いてきた、社会科の特色ある地域の暮らしの単元の最後の時間、つまり学習課程つかむ調べるまとめるのまとめるの時間を展開しました。
研究授業では単元の最後の時間を扱う事はあまりありませんでしたので、今回はそれなりにチャレンジングな時間となりました。
社会科の場合は、単元を通してその単元で身につけたい個別の知識を獲得していて、その結果単元の終末では、中心概念と呼ばれる汎用的な知識を身に付けることを狙っています。
この中心概念っていうのは教えるということではなく、単元を通して知識を認識でいくことで、子供たちの中に出来上がると言うイメージでいます。
そのためには、単元のすべての時間が1本の点でつながるような単元構成が必要となります。
今回の研究授業に向けては、学習計画表の掲示物を作ったり、子供たちにも学習計画表のワークシートを配付して、毎時間の問いやわかったことを記入していきました。この学習計画表があることにより、単元の学びが一覧で可視化され、中心概念を形成するのに役立つと考えたからです。
実際、今日の授業に向けては、ワークシートの記述を使って単元のまとめを考えたのですが、少し高度な内容でした。実際に自分の力でかけた子の割合は少なかったので、もっと繰り返し、このような活動を行っていき、社会的な見方・考え方を働かせて、単元の中心概念に迫れるような学習端元計画を作っていきたいと思います。
もう少し詳しい重要内容はきちんとまとめてからお伝えしたいと思います。
今回は、中心概念を形成するための手立てについて書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はお気軽にコメントいただけたら嬉しいです。