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授業づくり論+学習論の本
昨日のEDUBASEでは、「そうだ、本を出そう」という、出版社の方に聞いていただくライトニングプレゼンがありました。
私も、表題の画像のようなプレゼンをしました。
直球で、「社会科の本を書きたい」です。
プレゼンに当たって、社会科のどのような本にニーズがありそうか分析してみました。
1 社会科論
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これは、社会科という教科について書かれた本です。主に、大学の先生が書かれている本です。こうした理論書を書けるくらい、教科を突き詰めている方が書く本と言えますし。論文などで実績がある方が書く本だと思います。
2 授業づくり論
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これは、著名な実践家の方がご自分の社会科授業を書かれている本です。多くの授業を拝見していると、その先生の「社会科観」を感じることができます。それを本にしているのです。先生方によって、地域によって、学会や研究会によって、など様々な立場で、独自の社会科授業づくりが研究されていますので、勉強になります。
3 学習論
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知識・技能や思考力・判断力・表現力といった、子どもが身につける技能をどのように指導するか、また子どもが社会科を学ぶ方法についての本です。学習者視点の本、ということもできると思います。自由進度学習や自己調整といったキーワードがでできている今、注目される分野ではないでしょうか。
4 実践例
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実践例を集めた本で、編著者がいて、多くの先生方の実践を集めて一冊の本にしているパターンです。私も、何冊か書かせていただきました。
5 分析
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本を書く、という視点で考えてみると、図のように分析できます。実践者が個人で書く場合には、真ん中の2つに注目します。編集者の方がおっしゃっていましたが、本は幅広い世代に届くような本で、若い世代の人もすぐに使えるような本が企画を通りやすいとのことでした。
6 こんな本を書いてみたい
以上の分析を踏まえて、こんな本を書いてみたい!ということを整理してみました。
「子どもが社会科を学ぶ」という視点で作った授業づくりです。
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ベネッセの調査などで、教科の中で「社会科が好き」という子どもの割合は低いです。
「社会科で学んだことをどう生かすか」という視点で、どのような力が身につけば子どもにとって役にたつ社会科になるかを考えたのが下記の研究です。
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この研究では、社会科が子どもにとって役にたつ授業になるように、社会科の授業の中で、社会科で学んだことを活用する場面を取り入れ、それによって「学んだことが生かされる」という感覚を持ってもらい、社会科を学習する意欲へとつなげることをねらいました。
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この研究をもとに本にするのであれば、以下のようなプラスポイントを設けて、読者のニーズに応えていきたいと思います。
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子どもが技能(ここでは、授業で活用する技能と、世の中で活用する技能の2種類を想定しています)を身につけるようにはどうすれば良いか、という学習者視点で書きます。可能であれば、子どもがそのまま読めるように、漫画形式や図解などができれば良いです。
「調べ方の本」は、図書館に置いてあるような固い表紙の本があると思うのですが、社会科の学習をどうやれば良いか、という視点の本はあまりないのではないかと思います。
これまで実践した、次のような授業がこれに相当します。
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どの実践も、単元の終末で、学んだ知識・技能を活かす場面です。こうした場で、子どもたちが学んできたことを発揮することが、社会に出た時の練習になるのだと思います。
まずは、このような実践をしている、というところで皆さんに認知していただかないことには始まりません。実践を積み重ねていきたいと思います。
今回は、授業づくり論+学習論の本について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はコメントいただけたら嬉しいです。