社会科の指導案づくり(3)指導観の書き方
前回の単元観のところでは、今回取り扱う素材(今回の単元では、しょうゆづくりや野田市について)いろいろと調べたことをまとめるということを書きました。
指導観とは、単元観で自分が調べた内容を、どのように教材としてまとめて、子どもたちと学習を進めていくのかを書きます。
そのためには、児童の実態を正しく捉えて、それをもとに計画を立てる必要があります。
児童の実態は、事前のアンケートで学習に対する関心や予備知識がどれくらいあるのかを調査します。
この調査をもとに、単元をどのように構成するのかや、どのような資質・能力を育てていきたいのかを明らかにしたり、そのための手立て(方法)を考えたりします。
社会科の学習過程は「つかむー調べるーまとめるー生かす」という4つの段階でまとめられることが多いです。(いろいろあります)
このそれぞれの段階において、どのような学習形態が良いのかや、どのような資料をどのような方法で示すのか、といった内容についても触れていきます。
社会科の単元においては、単元を貫くような学習問題をたてることが多いのですが、その学習問題をどのようにたてるのか、というところにも言及します。
このように、学習する内容や学習方法を文章化することで、単元の流れが明確になり、芯の通った指導がしやすくなります。
これをもとに、指導と評価の計画を立てていくことになります。
おわりに
今回は、「指導観の書き方」をテーマに書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば嬉しいです。
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