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特色ある地域のくらし⑤
特色ある地域のくらしの学習は5時間目に入りました。
子どもたちと立てた学習計画では、単元のまとめをする時間となります。
前単元と同様、積み上げてきた知識を概念化する時間です。
前回の記事はこちらからです。
この、中心概念というのは、東京書籍の教科書では、「知識の構造図」という形でまとめられた単元計画の最上位に位置するもので、概念的知識を表しています。
この概念的意識は、学習指導要領で示されている知識・技能の文章を参考に言語化することが多いです。
本単元は、東京書籍の教科書教材で言うと、「古いまちなみをいかすまち 登米市登米町」と言う小単元にあたる内容です。この小単元における中心概念は、「登米市登米町では、「みやぎの明治村」とよばれる伝統的な文化財やまちなみを守り、それらを生かしたまちづくりに取り組んでいる」というものです。
これを、本単元に合わせて考えてみます。
「香取市佐原では、小江戸佐原と呼ばれる伝統的な文化財やまちなみを守り、それらを生かしたまちづくりに取り組んでいる」となります。
単元のまとめとして、このような文章が書ければ、一つの目安となります。もちろん、書けるだけでなく、内容を理解できないと、知識を獲得したことにはならないと思います。
前回同様、学習計画表に積み上げてきた毎時間のキーワードを踏まえて考えました。前単元にくらべて、自分の力でスムーズに書ける子が多くなったと思います。概念化するスキルは、繰り返し行なっていくことでできるようになっていくものだと思うので、続けていきたいと思います。
今回は、特色ある地域のくらしについての中心概念について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はコメントいただけたら嬉しいです。