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共通テストで情報の試験が始まる

今年の共通テストから、情報がはじまりました。
この情報という科目、どのような科目なのか調べてみました。

高等学校学習指導要領解説 情報編によると、近年の情報社会の到来に際して、それを支えるIT人材の裾野を広げるために改訂されています。

小学校から高等学校まで、情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる力を育てることが求められています。

育てたい資質・能力として、「情報に関する科学的な見方・考え方」が位置付けられ、「事象を、情報とその結び付きとして捉え、情報技術の適切かつ効果的な活用(プログラミング、モデル化とシミュレーションを行ったり情報デザインを適用したりすること等)により、新たな情報に再構成すること」と整理されています。

情報の学習は、事象の中から問題を発見し、プログラムを作成・実行したりシミュレーションを実行したりするなど、情報技術を活用して問題の解決に向けた探究を行うという過程を通して展開されます。

情報ⅠとⅡがありますが、Ⅰが必履修科目として全員が学ぶことになっており、基本的な情報技術と情報を扱う方法とを扱いながら、コンテンツの制作・発信の基礎となる情報デザインも学びます。

私自身が学んできていることではないのですが、こうしてnoteを書いて発信したり、ウェブサイトやSNSで発信することが当たり前の世の中においては大変重要な科目であるのは間違いありません。

いわゆるプログラミングのような、エンジニアの方が仕事として行うようなことだけではなく、日常生活の中でどのように情報を扱っていくのかというところが重要視されているので、一部で始めている問題文を見ても、日常生活において必要とされる知識を問うような問題になっているようです。

小学校社会科でも、5年生で情報について学びます。POSシステムだったり、ATMが素材として取り上げられることもあります。このような日常に入り込んでいる情報をいかに教材にしていくのか、という科目なのだと考えます。この科目を学ぶ基礎を、小学校から身につけていく重要性を感じました。

今回は、共通テストで情報の試験が行われたということから考えたことを書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想はコメントいただけたら嬉しいです。

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