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休み明けの1on1を大事にする

本日は始業式でした。長期休み明けの初日は何回やってもワクワクと緊張と両方が入り混じった感情になります。お休みの間はどっぷり学びに使っていることが多いので、わずか2週間前の教室のことをすっかり頭から忘れています。今回は冬休み中に日直が1度あったので学校に来る機会がありましたが丸々1週間以上教師入っていなかったので、とても新鮮な感覚で教室に入りました。

前回の記事でも書いたのですが、休み明けに重要にしたい事は、子供たちの様子をよく観察すると言うことです。お家の時間が長いということが全ての子供にとってプラスであるとは限りません。子供たちの言動、持ち物など、休み前の子供たちの様子を思い返しながら比べて観察し、ちょっと違うなと感じるポイントがあるお子さんについては注意深く観察を続ける必要があると思います。

初日だけで全てを把握できるわけではありませんが、出来る限り把握するためにも、全員との会話はなんとしても時間を確保して行うべきです。今日私のクラスでは、すごろくで遊ぶ時間がありました。その様子を机間指導を行いながら、折を見て、一人ひとりに声をかけてみました。今日は休み時間の設定が全て5分間でしたので、朝の時間と、このすごろくをやっている時間が勝負でした。直接的に「お休みどうだった」と聞くのではなく、やはりここも、お餅何個食べた?など、切り口には注意したいです。

今日は、冬休みの学習のまとめとして、漢字のふり返りテストも行いました。休み明けにいきなりテストをやる、と言うのも賛否両論もあると思いますが、この意図については、拙著「子ども集団を束ねる鉄板スキル10」でも取り上げています。よろしければご覧ください。ちょっと話はそれましたが、漢字テストの裏に、今年の目標を漢字一文字で表して書いてみて、と言う課題も出しました。時間差対策だったのですが、この辺も意外と子供たちの意思が現れるので、これをきっかけに1on1で全員と話すことができました。テスト返すときに1人ずつ話すことができたからです。

このように、初日だから大切にしたい子供たちとの1on1を仕掛けておいた冬休み明けでした。最後までお読みいただきありがとうございました。ご質問やご感想は、コメントいただけたら嬉しいです。

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