沖縄慰霊の日
今日、6月23日は沖縄慰霊の日です。
沖縄戦では、20万人を超える人が亡くなりました。組織的な戦闘が終わったとされる6月23日が、慰霊の日とされているそうです。
総理大臣や沖縄県知事、そして沖縄県が出席して行われた追悼式が行われました。
小学校6年生の歴史の学習で、太平洋戦争について学ぶ中で、沖縄戦に触れますが、教科書の中の見開き1ページなのです。
79年前に、同じ日本でどのようなことがあったのか、について考える時間は必要だと思っています。
今朝のNHK「おはよう日本」の中で、沖縄の小学校で沖縄戦についてどのように学習しているのかを特集した映像が放送されました。
その先生のお話の中で印象的だったのは、「体験者の話が伝わりにくい」ということでした。
戦争に関連して、体験された方の話を聞く機会を設けることはよくあります。
戦争から時間がたち、経験された方の高齢化が進み、語り部の方の継続が難しいという問題もあります。
子どもたちにとっても、話では聞くものの、自分の生活との関わりを感じにくいということもあるのかもしれません。
番組の中で、先生は「自分の問いを持つこと」を大切にされていました。
自分が持った問いを出し合い、調べていくことで、より深く考えていく。
どんな学習でも同じだと思いますが、沖縄についての学習でも、教師の思いだけで行うのだけでなく、子どもたちがどのような学びを考えていくのかを大切にしたいと思っています。
おわりに
今回は、「沖縄慰霊の日」をテーマに書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば嬉しいです。