森友問題と財務省の文書

森友問題についての財務省の文書に関する裁判で2審で亡くなった近畿財務局の職員の遺族の訴えが認められた判決に国が上告しないと決定した。あとは財務省がその文書を公表するのかあるいはどう公表するのかが問われることになるが、私はまず国が上告しないと決めたことは率直に良かったと思った。いろいろ政治的思惑でこのことを素直に評価せずにまだまだわからないとか評価できないとか言っている人もいるようだが亡くなられた職員の遺族にとっては大きな一歩ではないかと思う。政治的な思惑で評価とかしないという人たちはその大きな一歩さえ評価しないということになってしまうのではないか。私も石破総理とかは積極的には支持はしていないけど上告しないと決めたことは支持したい。あとは公開されるのか公開されたとして黒塗りなく公開されるのかどうかという話なのだろうがそれはまた上告をしなかったということとは別の話なのだろう。もし公開されないあるいは黒塗りばかりで公開されたらそれはそれでしっかり批判しなくてはいけない。これからは批判する側にも矜持と節度が求められる時代ではないかと思う。

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