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2022年写真集(7)

 一歩、二歩引いて自分の作品を見ると、2022年は不作の年のようで、納得の行くものが殆どない。

 面白いもので、無意識な中に一所懸命ファインダーを覗いていた時期は、一つ一つの写真に重みを感じ、花びらを如何に分厚く優しく撮すかなど、集中して撮影していた。

 そこで、何が原因なのかを考えてみることにした。

 先日、誕生日翌日に免許センターへ運転免許更新に行った時のこと。若い頃の左右視力は2.0で、フォーカスも高級カメラのように歪みなく、ピシッと決まっていたのだが、視力検査で愕然としたのだった。

 眼鏡を外した場合の視力検査結果は左右が0.3であり、全てがぼんやりとなり、乱視も更に酷くなっているのに気付かされた。よって、運転免許証の条件に「眼鏡等」という文字が付加されることになる。

 よって、車の運転には必ず眼鏡をつけよと言うことだ。そこまで見えないのかという心の凹みと、眼鏡を外した時の乱視の酷さについては絶句状態。災害時を想定し、これからは枕元には眼鏡を常備しておく必要がありそうだ。

 余談であるが、写真撮影の命はレンズであるように、ファインダーを覗く自分の眼もまた命の命。カメラ本体に視力微調整機能があるものの、今後は裸眼での撮影はかなり厳しくなってくるように思えてならない。

 仕事柄、一日中パソコン画面に張り付いているのが、この視力低下と乱視を齎している要因の一つに考えられるが、改善の余地はなさそうだ。

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西田親生@D&L
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