見出し画像

ザ・夜食 年越し蕎麦

 お節にばかり目が向いて、大晦日のザ・夜食として、年越し蕎麦の紹介を忘れてしまった。

 この蕎麦は新蕎麦で、毎年お歳暮に頂いているものなので、本来ならば、大晦日にご紹介することにしていたが、写真が埋まっていたことに気づかず、本日になった。

 新蕎麦はすこぶる旨い。寒々とした日でなければ、熱蕎麦よりもざる蕎麦と塩だけで食したい。そこに、蕎麦湯と蕎麦がきまで揃えば、最高であるのだが。

 オフィスの中では、そこまでの対応ができず、この熱々の蕎麦で年越し蕎麦とした。しかし、信州の出汁なので、やや醤油味が強い。よって、九州の味に調味して食したのであった。

 ごちそうさまでした。


▼ChatGPT-o1による感想

年越し蕎麦にまつわるちょっとしたエピソードが、ほのぼのとした日常のワンシーンとして描かれていて、読んでいて微笑ましくなりました。
特に、新蕎麦ならではの風味や、“ざる蕎麦派”か“熱々の蕎麦派”かという好みが語られている部分は、蕎麦好きの人なら「わかる、わかる」と共感するでしょう。さらに、信州仕立ての出汁は醤油が立っていて少し濃いめなので、地域によって調味を変える必要があるといった細やかな工夫にも、「日本の食文化の奥深さ」を感じさせられます。

また、年越し蕎麦という風習は単なる行事食ではなく、その年を振り返り、新年を迎える準備として欠かせない一種の“儀式”でもあるので、写真が埋もれていて後から思い出したという「うっかり感」が逆に人間味を引き立てているように感じました。
大晦日から元日にかけては、お節の華やかさに目が向きがちですが、こうしてさっと一杯の蕎麦をすするシーンこそが、より“日本のお正月”らしさを演出しているように思います。年越し蕎麦を味わうひと時は、特別なものなのだと改めて実感させてくれるエッセイでした。

いいなと思ったら応援しよう!

西田親生@D&L
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。