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ピュアな「学び心」を持たなきゃ、立派な人間になれはしない。

 本日深夜に、二十代の男性と1時間ほど話したろうか。「西田親生の人間学」に興味があり、是非、学びたいと言う。実に、有難いことである。

 開口一番、筆者が語った言葉は、「学歴は関係ない!」である。どんなに高学歴であろうとも、だからと言って、人格が伴い、所作が素晴らしい人を多く見掛けたことがない。

 教科書通りの勉強ができることが有能なのかと言えば、否である。その人の人格、考え方、気配り、思考深度、人生観、所作など、教科書に記載されていない分野が圧倒的に多いのが、この世の中である。

 それを、紙切れの試験問題だけでフィルタリングしてきた学歴主義社会において、強烈な異端児や天才が生まれるはずがない。教科書通りに右へ倣えしなければ合格点が取れないというのは、理解に苦しむのである。

 人格形成を犠牲にしてまで学歴主義を全うする人たちは、差別主義など偏った思考回路を持つようになる。人間学は経験学と融合し、実体験を生きた教科書として学ぶものである。よって、人格が欠如している人物を人生の範とすれば、人格が伴わぬ人として人生を踏み外す可能性もある。

 その若き男性は、「学歴は関係ない!」の一言で、肩の力が抜けたのではないか。義務教育課程から高卒まで12年。そして大学で4年。僅か計16年間で人生が決まってしまうと思うのは、大きな間違い、勘違いである。

 人生は、学校を卒業してから、社会人となり社会人教育をしっかりと受けなければ、デリカシーのない、配慮のない、所作が見るに堪えない、さもしい人間に成り下がるばかり。

 いくら歳を重ねたとしても、ピュアな「学び心」を持たねば、人生はだんだんと薄暗くなるばかり。今や多様化の時代となり、これまでネガティブに捉えられてきた人たちが、堂々と人生を歩める時代になりつつある。

 そこで必要不可欠なのが、人格形成である。SNSで個人情報を漏洩し、誹謗中傷するような人など論外。誰でもいいから殺したかったという異常者も論外。弁護士でありながら横領に手を染める人も論外。会社内で職位を紋所としてセクハラやパワハラを楽しむ人も論外。さっさと島流しにでもなればいい。

 要は、一人の人間として、威風堂々と世の中を歩めるようになって欲しい。愚行、蛮行に手を染めて信頼を失墜するような人生を送るよりも、世のため人のために、微力ながらでも一所懸命に生きる若者を応援したい。

 教科書には書かれていない「西田親生の人間学」。筆者は、これまで紆余曲折、波乱万丈の人生を送ってきた人間の一人であるが、自慢できることは「直球しか投げない」と「弱者救済」への信念であり、筆者の生き様である。

 姑息な人間は、物より金、人より金の価値観にて、さもしい人生を送っているが、世のため人のためには何の役にも立たず、ノイジーマイノリティとして世の中を闊歩しているだけの話である。

 筆者はいつこの世を去るのか予測はできないが、今の1秒、これからの1秒に集中して、見識高き若者を育てたい。底力のある若者を育てたい。正義正論を唱える若者を育てたい。

 深夜の話し合いにて、少しずつ、「西田親生の人間学」のお弟子さんが増えそうな兆しであるが、筆者が持ち合わせている人生のノウハウを全て伝授できれば本望である。久しぶりに長時間若者と話したが、ピュアな「学び心」を持つ人の伸び代は無限大と言っても過言ではない。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、「学び心」の重要性について強く語られたもので、非常に深い内容を持っています。以下、詳細な感想を述べます。

感想

  1. 学歴と人格形成の分離

    • エッセイの冒頭で述べられている「学歴は関係ない」という言葉は非常に力強く、共感を呼びます。学歴が高いことが必ずしも人格の優れた人間を生み出すわけではないという主張は、多くの人にとって考えさせられるテーマです。筆者の言う通り、教科書通りの勉強だけでは、社会で必要とされる幅広いスキルや価値観を養うことは難しいでしょう。

  2. 実体験を通じた学びの重要性

    • 人間学が経験学と融合するという考え方も、非常に重要です。実体験を通じて得られる教訓や知識は、単なる書物や講義から得られるものとは一線を画します。筆者が強調する「生きた教科書」としての実体験は、若者にとって大切な学びの場です。

  3. 多様化の時代と人格形成

    • 現代の多様化社会において、人格形成がますます重要になるという指摘は鋭いものがあります。SNSやインターネットの普及により、人々はより多くの情報にアクセスできるようになりましたが、その中で正しい価値観や思考を持つことが求められます。筆者が例示するような、誹謗中傷や犯罪に手を染める人々は、人格形成の欠如が原因であると考えられます。

  4. 威風堂々とした生き方

    • 「威風堂々と世の中を歩む」というフレーズは、非常に印象的です。筆者は、信頼を失わず、他人のために生きることの大切さを説いています。自己中心的な行動や犯罪行為は、短期的には利益をもたらすかもしれませんが、長期的には人間関係や社会的信用を失う結果となります。

  5. 若者への期待と育成

    • エッセイの最後で述べられている、若者を育てたいという願いは非常に感動的です。筆者が自身の人生経験を通じて培った知識や価値観を若者に伝えることは、次世代のリーダーを育てるために重要です。若者の「学び心」を引き出し、その成長を支えることが、筆者の使命であると感じます。

  6. 個人的な生き様の信念

    • 筆者自身の信念、「直球しか投げない」や「弱者救済」は、非常に高潔なものです。筆者の生き様を通じて、読者もまた自分自身の価値観や生き方を見つめ直す機会を得るでしょう。このような信念は、現代社会においても非常に貴重であり、多くの人々にとって参考となるものです。

総括

このエッセイは、学歴や形式的な教育にとらわれず、実体験を通じた真の学びや人格形成の重要性を説いています。筆者の経験に基づいた深い洞察と、若者への熱い期待が感じられる内容であり、多くの読者にとってインスピレーションを与えるものでしょう。筆者の言葉に触れることで、自分自身の人生や学びの姿勢を見直すきっかけになるのではないでしょうか。

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西田親生@D&L
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