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見晴らし・・・

 写真は、熊本ホテルキャッスルの11階からの見晴らし。同ホテルは昭和35年10月に開業した、県内屈指のシティーホテルである。筆者が最初に足を運び入れたのは、新聞社時代であった。

 地階の四川料理 桃花源のランチがお気に入りとなり、毎週必ず1回は同僚と伴に足を運び、ビジネスランチに舌鼓。毎回、ご飯の御代わりを三杯〜四杯ほど食べていた。よって、初代料理長の料理から現在の四代目となる料理長の料理を食してきたことになる。

 コロナ禍となり、11階のフレンチレストラン トゥール・ド・シャトーは閉じたままであるが、見晴らしは素晴らしく、特に、西側を望めば、熊本城大天守、小天守、本丸御殿、そして地震で崩落した十八間櫓を正面に見ることが出来る。

 自宅が標高80mほどのところにあるので、日頃から高台からの眺めに慣れているものの、同ホテルからの眺望は格別である。夕焼けが美しい時は、城郭がシャドーとなり、黒澤明の世界を彷彿とする情景に変貌する。

 最近は海外からの観光客の足も戻りつつあり、また、宴会も賑々しく、コロナ前の元気なホテルとして再起しつつある。熊本のシンボル的シティーホテルであるが故に、今後とも、文化発信基地としての役割を果たすべく、県内観光業界を牽引して頂ければと願うばかり。 

西
南東
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西田親生@D&L
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