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静岡名物(6)・・・薬膳 掛川カレー
静岡の親しい友人から、静岡名物が大きな段ボール箱で贈られてきた。箱を開封すると、「健康長寿のまちから 薬膳 掛川カレー(中辛)」というレトルトカレーが目に留まった。
パッケージの色も鮮やかに、「薬膳」というサブタイトルが気になり、早速夜食で頂くことに。箱裏面の説明通りに、湯煎で約5分ぐつぐつと。米はコシヒカリ炊き立てを冷凍していたものをカレー皿に盛り、この「薬膳カレー」を注ぎ込んだ。
正味200gであるが、具材が沢山入っているので驚いた。一般的なレトルトは、ルウはまあまあの量だが、具材が小粒でほんの僅かしか入っていないために、流し込んだ瞬間にガッカリすることが多い。しかし、このカレーは違った。
日頃から食べ慣れているカレーとはやや色も香りも異なる。「薬膳」とあるので、どのような内容物かを調べると、乳酸発酵茶と葛のくき葉、おろしニンニクなどが入っている。監修者は、ホテルクラウンパレス 中国料理「鳳凰」総料理長の岡部悟氏(現代の名工及び黄綬褒章など多数受章)とある。
なるほど、中国料理が源流の「薬膳カレー」であり、今まで食してきた欧風カレーやインドカレー、スリランカカレー、そして日本風カレーとは全く違い、新鮮な感じを受けたのである。辛さは中辛だが、口の中がヒリヒリするような刺激はなく、まろやかだ。
あっという間に完食となったけれども、少々癖になりそうな「健康長寿のまちから 薬膳 掛川カレー(中辛)」であった。
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