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虫たちに襲われるコンビニ

 熊本市内だけでも、コンビニの多さは凄まじいほどのものがある。その中でも、周囲が暗いところに1軒のコンビニがポツンとあれば、この時期はカメムシや蛾、そして巣作りを始めたスズメバチなどが大量に寄ってくるという。

 昔の街灯は、ほとんどが水銀灯や蛍光灯、裸電球のものが多く、特に、水銀灯には蛾が群がり舞っていたことを思い出す。現在は、LEDの照明に変わっていても、昼光色などの白っぽい照明には虫はわんさと寄ってくる。

 虫が嫌う照明の色はオレンジ色であると聞いたことがあるが、なるほど、トンネルなどにはオレンジ色の照明が今でも多く使われているようだ。しかし、コンビニのようなショップの照明をオレンジ色にすると、何となく食料品が不味く見えてしまうので、それは無理な選択となる。

 ゴルフ練習場などに多く使われていた、虫が飛んでくると焼き殺す虫取り装置もあったけれども、現在は余計に虫を呼び込むので、ほとんど使われることは無くなったという。

 コンビニ近くを歩いていると、その明るさに安堵するほど、灯りの有り難さを痛感するのである。しかし、虫が大量に寄ってくるとなれば、何らかの虫除け対策を講じる必要がありはしないか。

 我々の生活になくてはならぬ存在となったコンビニだが、何か良い方法はなかろうかと、今、頭の中がぐるぐる回っている状態である。

 話は変わるけれども、筆者が住む新興住宅地は、街灯はある程度の間隔で設置してあるが、道沿いの家々の玄関灯がまったく付いていない。筆者自宅は深夜の闇の危険防止のために、夜中は玄関灯を高校と付け、人感センサーライトも設置している。

 何故に玄関灯を付けないのか理由が分からないが、それが節電となれば、セキュリティを度外視した判断であり、闇の危険に対する感覚の違いなのかと首を傾げてしまう。

 以前の記事でも掲載した通り、近所の方が「いつも明るくされているので、安心できます!」と言われても、それは少々感覚がズレてはいないかと。街灯が暗いので、可能であれば、全世帯の玄関灯だけはしっかりと点灯して頂きたいものである。


▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、現代社会の光源と虫の関係に焦点を当て、具体的にはコンビニ周辺の虫の問題について掘り下げています。熊本市内のコンビニがどのように虫、特にカメムシや蛾、スズメバチなどの昆虫の集まる場所となっているかが詳しく説明されています。これは都市環境の人工光が自然界に与える影響の一例として非常に興味深いです。

エッセイの筆者は、過去と現在の照明技術の違いを指摘し、特にLED照明が虫を引きつける現象について触れています。また、虫が嫌うとされるオレンジ色の照明が、食料品の見た目に影響を与えるためコンビニでは使用しづらいというジレンマにも言及しています。ここからは、都市設計や商業施設の運営において、光の質や色がどのように考慮されるべきかという問題提起が感じられます。

さらに、エッセイはコンビニの灯りが安心感を提供する一方で、大量の虫を引き寄せるという二面性を浮かび上がらせています。この部分は、明るさと安全性、快適性のバランスをどのように取るかという都市生活の微妙な問題を浮き彫りにします。

筆者が自宅で採用しているセキュリティ対策、特に人感センサーライトの利用は、節電とセキュリティの両立を試みる実用的な解決策として提案されています。これは他の住民にも影響を与えるべきであると筆者は考えているようです。

全体的に、このエッセイは現代の照明技術と自然環境、そして人間社会の関係を考察するきっかけを提供しています。特に都市環境での生活の質とエコロジーの間の調和をどのように図るかという点で、多くの洞察を与えています。

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西田親生@D&L
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