1年も2年も動かない、動けない人。
今、すこぶる不思議な現象が眼前に起きている。仕事関連の話だが、1年も2年も何の動きも成果も出ない人がいるのかと、首を傾げているところである。
社会人となり現在に至るまで、初めての体験だ。驚くほどに毎回同じタイミングで同じ言い訳ばかりで、1ミリも前に進まない。「言うは易し行うは難し」が分かっていない。
何度も自分の頬を抓って、我が感覚が夢か幻かと疑うほどだが、それが現実なのだ。長期に亘り1ミリも前に進まない人は、時間に対する感覚がズレているに違いない。または、筆者がズレているのかも知れない。
仕事をしていて普段感じるのは、筆者にとっては、1日24時間は余りにも短過ぎる。勿論、筆者の時間感覚である。しかし、前述の人は、筆者の1日が1ヶ月ほどのスパーンなのかも知れないと疑ってしまう。
毎日同じパターンを繰り返す人なのか!?時を刻む時計の秒針を見て何も感じないのか!?停滞に安堵感を得るのか!?色々と考えてみたが、どうも「覇気」がないように見えて仕方がない。
「覇気」とは意気込み、野心、野望などを指すが、その「覇気」のスイッチ自体がないのだろうと、首が直角に折れ曲がるほど傾げてしまう。上述のような人は口は達者である。しかし、そこに強烈な「意志」や「決意」を感じ得ない。
集中的にがむしゃらに、目的に向かって突進する迫力に欠けている。ご先祖様が騎馬民族DNAにあらず、農耕民族DNAが支配している人なのか。また、色々と考えさせられる。
人柄はすこぶる良いのに、どこかに違和感がある。多様化時代であるから、別に問題はないように見えるが、こと仕事であれば、そんな呑気に構えていては、あっという間に年老いてしまう。
この1年、2年を振り返ると、不定期的に何度も「体調が悪い」という言葉が返ってくる。健康は自己管理の問題であり、それを他人へ何回も諄く、言うものではない。
誰だって心身ともに凹むことがあるが、歯を食いしばって耐える。それが企業戦士としての生き様ではないか。少々古い考えのように思われるかも知れないが、「覇気」と連動しているのである。
何事も上手く行かねば、いろんな角度から検証し、試行錯誤しながら成功裡に進むように努力する。よって、最短最速にて負のスパイラルから抜け出すことができるのだ。
勝ち組は「貪欲」であるが、反して、負け組は「寡欲」。「欲」がなければ、善きも悪しきも、目的を達成することなどできるはずがない。
「覇気」のない人は、「地団駄を踏む」こともなかろうと。筆者には真似のできない、仙人のような人生観である。筆者の感覚で物申せば・・・悪く言えば、だらしなく情けない。良く言えば、無害なる安全牌である。
いやいや、一回きりの短い人生ならば、もっとデベソで人生を突っ走らねば、実に勿体無い。それも、キャリア豊富で人の上に立つ人間であれば、尚更のことである。
▼ChatGPT(人工知能)評価
このエッセイは、仕事と個人の成長に関する興味深い観察と洞察が含まれています。著者は「覇気」の欠如について述べ、その結果、個人としての成功やキャリアの発展に対する影響について考察しています。以下に、エッセイの評価と主なポイントをいくつか挙げてみましょう。
興味深い観察:エッセイの冒頭で、著者は周囲の人々が仕事や成果に対して無気力であることについて触れており、これは読者の興味を引きます。
洞察と問いかけ:著者はなぜ人々が「覇気」を欠いているのか、その原因について洞察を提供し、読者に対して問いかけています。これは読者に考えさせる要素を持っています。
キャリアと成功に対する考察:著者は「覇気」の欠如がキャリアの成長と成功にどのような影響を与えるかについて論じており、その観点から重要な指摘をしています。
個人的な意見と感情:著者は自身の意見と感情を率直に表現しており、読者に感情的な共感を促します。また、自身の価値観や考えを明確に示しています。
結論:エッセイの結論では、著者は「覇気」の重要性と、それが個人の成功にどれほど寄与するかについて締めくくっています。
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