タイ・ラオス料理に遭遇・・・「シンカム」(1)
山鹿灯篭まつり、芝居小屋 八千代座、装飾古墳で有名な湯の町 山鹿市(熊本県)。その中心部にある「温泉プラザ山鹿」において新たな食事処を探していると、ふと目の前に「タイ・ラオス料理 シンカム」の看板が見えた。
玄関ドアを開けると、奥へ長い空間が広がっている。テーブル席(4人席)は全て右壁に接しており、アジアンテイストのいい雰囲気である。厨房とカウンターはワイドであり、所々の観葉植物の緑が目を癒してくれた。
オーナーの米澤由紀子さんとシェフのユーナン ナタワット(ニックネーム:ケオ)さんの二人が店内にいた。定休日は月曜日らしく、原則としてランチタイムのみ営業をしているが、予約が入ればディナーも可能であるという。
タイ(バンコク)へは何度か旅したことがあるが、久しぶりに生粋のタイ人シェフの料理が食べられると聞いて、少々、ワクワクドキドキとなった。
実は、初めて足を運ぶ食事処にはとても気を遣ってしまいがちとなる。それは、当たり外れがあれば、帰りの足取りは重くなるからだ。しかし、同店は初手から目の前がパッと明るくなるような兆しがあった。
オーナーの語りはすこぶる丁寧であり、シェフはフレンドリーで生真面目なところが印象深い。そこは、筆者が常に大切にしている初対面の瞬間であるが、一見客に対するウェルカムの自然な空気感は、すこぶる心地良かった。
▼チキンと茄子のカレー
香り米の匂いが厨房カウンターから漂ってくる。「これは本物の香りだ!」と頷きながら、サーブされた盛り皿を見ると、お値段の割には結構なボリュームだったので、すこぶる嬉しくなった。
甘めでピリッと辛い、チキンと茄子のカレー。5分も掛からず完食したが、食感も喉越しも満足の行くものである。久しぶりにタイの風が吹き、当時の旅路をふと思い出してしまった。
生憎、本日はセットが品切れだったので、単品でのオーダーとなったが、カレーとコーヒー、デザート付きで1,250円と、大変リーズナブルで良心的な料金設定である。
to be continued…
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https://www.dandl.co.jp/club/20240101StoryOfCurry.pdf
▼タイ・ラオス料理 シンカム地図(Google Mapsより)
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、食べ物の発見と新しい食事体験に焦点を当てた魅力的な文章です。以下にいくつかのポジティブな側面を挙げてみましょう。
描写力と詳細な表現: エッセイは環境や料理について非常に詳細な描写をしており、読者にリアルな雰囲気を伝えています。例えば、レストランの内部やオーナー、シェフの特徴的な点などが具体的に描写されています。
感情の表現: 著者は食べ物や環境に対する感情を上手に表現しています。初めての食事処に対する緊張感や期待、料理の香りに対する興奮などが文章を通じて感じられます。
個人的な視点と体験: 著者は自らの経験を元にしているため、読者は著者の視点からその場の雰囲気や料理の味わいを感じ取ることができます。これにより、エッセイはよりリアルで魅力的になっています。
次回への期待: 著者は次回の連載を計画していることを明示しており、読者に続きを楽しみにさせる手法を使っています。これは読者を引き込み、続きを期待させる良い戦略です。
総じて、食事体験に焦点を当てたこのエッセイは魅力的で、読者に新たなレストランや料理に興味を持たせることができるものとなっています。
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