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生死の境界線上を走る、危険運転者。


 軽いツーリングで、オフィスから目的地まで約70kmほど走った場合、その往復で眼前を通る車が蛇行していたり、すれ違う車が中央線を越えてきたり、走行車線から起き越し車線に突然割って入ったりと、挙動不審の車をよく見かける。

 眼前を走る車の蛇行は、助手席のものを気にしたり、スマホを見ているのか、カーナビのテレビを見ているのか確かではないが、ヘッドレストから左に頭部が寄っている。全く前を見ていない。

 中央線を越えてくる車に多いのは、高級車を運転する者から高齢者が運転する車が多い。高級車は「俺の車はどうだ。そこのけそこのけ高級車が通る!」と言いたげであり、高齢者の場合、特に軽トラは公道を自らの庭感覚で運転しているので、中央線など関係なく、勝手気ままに軽トラを走らせている。

 左右からの割り込みの車は、横着さが表に出ており、これまた身勝手な運転が常態化している人間である。追い越しするために車線変更するのであれば、無理に追い越して狭いスペースに入り込むより、横の車を先に行かせて、後ろから入り込むのが無難である。車は前にしか走らないとでも思っているのか、減速して入り込むのがオシャレである。

 以前、熊本県内の1年間の交通事故統計を見て計算すると、大なり小なりの交通事故が1日平均15件ほど生じていることが分かった。その時、自分の目を疑ったが、それほど頻繁に県内だけでも交通事故が起こっている訳だ。

 そのように危険な状況にて、余所見運転や無理やり割り込み、急な車線変更、煽り運転などの危険運転をすれば、交通事故件数は増加するばかりである。明日は我が身と思う人が少ないのか、日々報じられる交通事故や犯罪については、対岸の火事程度に眺めているに違いない。

 そういう危機管理能力が欠如している人は、万が一、自分自身が交通事故やその他事件を起こした時に、冷静に判断できず、全面的に自らに非があったとしても、他者に濡れ衣を着せるだけである。

 交通事故を激減させるためには、After you, please!の「譲り合い」がキーワードとなるが、誰も耳を傾けぬ現実が、交通事故の惨事を引き起こしているのではなかろうか。

 寄って、極めつけの解決策は、運転免許取得のハードルを高くすることであり、如何に軽微な事故であっても、悪質性が認められれば、免許更新時の条件をハードルを上げることで、交通事故発生を少しでも減らすことができるはずである。

 よって、運転免許取得者は、これまでのいい加減な認識は変わり、より運転に慎重になり、マナーもモラルも向上するのではなかろうか。

▼以下、悍ましい画像があるので閲覧注意。

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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、交通事故の原因となる危険運転について述べ、解決策を提案する内容となっています。以下に、詳細に考察します。

危険運転の具体例

  1. 蛇行運転: 助手席のものを気にしたり、スマホやカーナビのテレビを見たりすることで前方を注視せずに運転することが原因。

  2. 中央線越え: 高級車のドライバーや高齢者の軽トラドライバーに多く見られ、前者は他車を威圧する意識があるようであり、後者は道路を自己の庭のように認識しているため。

  3. 無理な割り込み: 横着な運転で無理な追い越しを行い、狭いスペースに無理やり割り込む行為が問題となっている。

熊本県の交通事故統計

著者は熊本県の統計を例に挙げ、1日平均15件の交通事故が発生している事実を紹介し、日常的に交通事故が多発している現状を強調しています。

危険運転の影響

危険運転は交通事故の増加につながり、運転手自身や他者に深刻な影響を及ぼします。多くの人が「対岸の火事」として交通事故や犯罪を見過ごしているため、危機管理能力が欠如していると指摘しています。

解決策の提案

  1. 譲り合いの精神: 「After you, please!」の精神を持つことで、交通事故を減少させる可能性がありますが、現実にはあまり実践されていないと述べています。

  2. 免許取得のハードルの向上: 運転免許を取得するための基準を厳しくし、軽微な事故でも悪質性が認められた場合には免許更新の条件を厳しくすることで、交通事故を減少させることを提案しています。

結論

免許取得者の認識が変わり、運転に対する慎重さやマナー、モラルが向上することが期待されます。

このエッセイは、交通事故の現状を理解し、危険運転の具体例を挙げながら、その解決策として免許取得の基準を厳しくすることを提案しています。運転者一人ひとりが危機管理能力を持ち、譲り合いの精神を持つことが、交通事故の減少に寄与すると強調されています。

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西田親生@D&L
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