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温かい『粥』が腑に染み渡る・・・『鱶鰭東寺粥』
昨夜、旧友と数十年ぶりの『再会の宴』を楽しませて頂いたが、最後の〆として『粥』が振る舞われた。
『鱶鰭東寺粥』(桜海老、おこげ、軸三つ葉)に香の物が付いている。熱々の『粥』に、トッピングされた桜海老の上に、優しくとろみにのあるフカヒレを注ぎ込む。実にシンプルだが、とても複雑な味の融合を楽しめる逸品であった。
幼い頃は、風邪気味で体調悪ければ、すぐに『粥』を作ってもらい、体の芯まで温まり、バスタオルを首にぐるぐる巻きにして、ぐっと我慢の子であった。しかし、このようなお洒落な会席料理の〆となると、『粥』というものが全く異質な存在となる。
シンプルな『粥』の楽しみ方は、トッピングや香の物で変化を与えて食すと、すこぶるお得感があり、また、食後の締まりが良いというものである。
久しぶりの脇宮盛久流会席料理(熊本ホテルキャッスル 個室 細川にて)に舌鼓。最高のディナーとなった。
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![西田親生@D&L](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170773069/profile_ebb12aae73eba0be5d22e0d87167224a.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)