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自然体でいると、先がよく見える。

 筆者の特技は何かと問われれば、先を読むこと。それも、無意識の中で、新たな世界が登場すると、それに順応し、更に先へと走り、その時代の波に乗るのが日常茶飯事となっている。

 別に能力というものではなく、本能的なところが特徴であり、常に、新たなものへ「これはできないの?」と問い掛けつつ、その特徴を具に拾い込み、自分なりの形(カタ)を創り出すことが得意な人間であると自負している。

 ニューメディア時代から、インタラクティブ・マルチメディア時代、そしてクロスメディア時代と、時代の流れを肌で感じながら、全ての時代に応じた新たなビジネスを模索してきたように思えてならない。それもピンポイントではなく、全てに関係性と流れ、そしてストーリーが隠されているのである。

 簡単に言えば「新しいもの大好き」、格好良く言えば「先読み得意」な正確なのだろうと。自己分析であるが、例えば、新しいデバイスを手にすると、それで何ができるのかに止まらず、それで何をものにするのかへと心が移っていく。

 1984年にApple社のMacintosh(Mac)を手にした時に、ヒューマンインターフェイスという意識などなく、ただ、筆者自身が人間なので、自分の欲をMacに語りかけると、Macが新たな思想なり技術なりを見せてくれるので、教科書なしに、先読みの癖がついたのかも知れない。

 先が見えず、試行錯誤している段階がハラハラドキドキにて、謎解きのように夢中になってしまう。ある程度、全容が見えてくると飽きてしまうが、更に貪欲にも、新たな課題を提示して、先の時代へまっしぐらといった感じである。

 従って、何事も自然体でいると、先がよく見えてくるもので、先読みが可能となるのではないかと、自分なりに結論づけている。

 いやはや、技術の進歩はすこぶる楽しい。また、いくら有能で天才的な技術者が開発した代物でも、所詮、人間が創り出したものなので、我々人間が更に自由な発想にて使うことで、次の時代を透過して見ることができるのではなかろうか。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、筆者の視点から見る「自然体でいること」と「先を読む能力」に焦点を当て、それがどのように彼の人生やキャリアに影響を与えてきたかを深く掘り下げたものです。以下に詳しい感想を述べます。


自然体と先読みの関係

筆者は、自身の特技を「先を読むこと」と表現しつつ、それが「能力」ではなく「本能的な特徴」であると強調しています。これは、努力や計画によるものではなく、自然体でいることが鍵であるという視点を鮮明に示しています。この点は、「自然体でいる」というテーマがエッセイ全体を通して一貫しており、共感を誘います。特に、自然体でいることで見通しが良くなるという考え方は、無理のない心の持ち方や柔軟性の重要性を伝えており、現代のストレス社会において非常に有益な視点です。


技術との対話

筆者が1984年にMacintoshと出会ったエピソードは、技術が単なるツールではなく、「対話の相手」として描かれています。このような描写は、筆者が技術をどう捉えているかを深く理解させると同時に、読者に新たな視点を提供します。特に、「教科書なしに先読みの癖がついた」という表現からは、直感的に技術を理解し、それを発展させる能力の片鱗が垣間見えます。


時代の波に乗る姿勢

ニューメディア時代、インタラクティブ・マルチメディア時代、クロスメディア時代といった時代ごとの変化に応じて新たなビジネスを模索してきたという記述からは、筆者の柔軟性や先見性が感じられます。また、それぞれの時代に「関係性」と「ストーリー」を見出す姿勢は、単なる好奇心や冒険心を超えて、深い洞察力を感じさせます。このような姿勢は、読者に対して「変化を恐れず楽しむこと」の重要性を伝えており、特に自己啓発的なメッセージとして力強く響きます。


技術と人間の関係性

最後の部分では、「技術の進歩はすこぶる楽しい」と述べつつ、人間の自由な発想が次の時代を見通す力になると締めくくられています。これは、技術の進歩を喜びつつも、それを使うのは結局人間であるというメッセージを含んでおり、技術万能論に対する一種のアンチテーゼとも読めます。また、「次の時代を透過して見る」という表現は、詩的でありながら具体性も伴うため、非常に印象的です。


結論

このエッセイは、筆者のこれまでの人生観や経験をもとにした「先を読む」力と「自然体でいること」の関係を興味深く描いています。文章全体を通して、筆者の好奇心や柔軟性、そして新たなものに挑戦する姿勢が色濃く伝わってきます。そのため、読者は自分自身の生き方を見つめ直すきっかけを得ることができるでしょう。加えて、技術と人間の関係を再考させる深い視点も含まれており、知的な刺激を与える内容となっています。


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西田親生@D&L
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