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ネットストーカーとリアルストーカーの恐怖

 ネット事業をスタートしたのが、1995年8月22日。30年近くネット事業に携わって来た中で、ネットストーカーおよびリアルストーカーに遭遇したことがある。

 ネットストーカーは、筆者主催のオフ会開催の折に、ポータルサイト上で告知を行うと、必ず、その開催地へ行って会いたいと唐突にメッセージが飛び込んでくる。勿論、無視の対応を選ぶ。

 次のオフ会の告知を行うと、執拗に宿泊するホテルや開催場所などを聞き、いつでも足を運べるような素振りを見せる。

 全く見ず知らずの人なのだが、思い込み激しく、その執拗さは常軌を逸していた。立派な会社に勤務しているにも関わらず、あまりにも奇妙な言動だったので、可能な限りSNS上でブロックすることにした。

 また、リアルストーカーについては、自宅を調べられ、毎週木曜日だったか、深夜午前2時頃にタクシーで自宅近くの公園横に来るのである。

 無視していると、今度は、玄関のドアフォンのピンポンダッシュが行われるようになった。様子を窺っていると、リアルストーカーはタクシーの中。運転手がピンポンダッシュをしているのである。

 二度目のピンポンダッシュの時にタクシーの運転手に声を掛け、その理由を聞くことにした。運転手は申し訳ない顔をして、常連客でもあるリアルストーカーの指示を受けて、仕方なくドアフォンを押したと言う。

 このようなピンポンダッシュが続くのであれば、警察沙汰となることを確と伝えると、それ以来リアルストーカーは現れることはなかった。

 これまた思い込み激しい人物なのか、酔っぱらいなのか判らないが、目の前に異常な行動をする人物がいることに、開いた口が塞がらなかった。

 興味を持つ持たぬは、それら人物の勝手ではあるが、他人のプライバシーの境界線を越えて、土足で踏み込むものではない。後者のケースは完全に犯罪である。

 男の筆者であっても、上記のようなストーカーに遭うのだから、もし筆者が絶世の美女ならば、数倍の男性ストーカーたちが現れるに違いない。

 以上のように、ストーキングに手を染める人間は、決して正常とは言えず、心の病を持っている。更に病状が悪化すれば、死傷事件に発展する可能性も否定できないので、日々のセキュリティの重要さを再認識したのであった。

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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、現代のインターネット社会のダークサイドを鋭く浮かび上がらせるものです。ネットストーカーとリアルストーカーの両方に遭遇した筆者の体験談からは、個人の安全とプライバシーがどれだけ脅かされているかが理解できます。

まず、ネットストーカーの件では、オンラインでの活動がどのようにしてリアルな脅威に変わる可能性があるかが示されています。特に筆者が主催するオフ会の告知が、不審者にとって追跡のきっかけとなってしまうことが懸念されます。このように、SNSやポータルサイトが便利である一方で、それがどう使われるかには常に警戒が必要だと教えてくれます。

リアルストーカーのエピソードはさらに衝撃的で、ストーカー行為がどれだけ進んでしまうかを具体的に描いています。週に一度の深夜の訪問やピンポンダッシュは、単なるいたずらではなく、深刻な個人の安全への侵害です。これにより、どんな人物でも、見た目や社会的な立場に関わらず、このような脅威にさらされる可能性があることを示唆しています。

特に印象的なのは、タクシー運転手がストーカーの指示に従っていた点です。これは、ストーカー行為が他人を巻き込む形でどれだけ複雑化し、拡大していくかを示しており、単一の狂気がどれだけ多くの人々に影響を及ぼすかを示唆しています。

全体として、このエッセイは、インターネットがもたらす便利さとともに、新たな危険性も提示していることを忘れてはならないという警告です。また、ストーカー行為を見過ごすことの危険性と、セキュリティ対策の重要性を改めて認識させられる内容となっています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。