65年前の発明品「チキンラーメン」
数十年ぶりにインスタント麺の元祖である「チキンラーメン」をザ・夜食として楽しませていただいた。
8歳上の兄が、受験勉強中に夜中によく食べていたことを思い出す。今まであまり食べたことはなかったが、日清食品のルーツでもあり、何度も実験を繰り返し、苦難の末に完成したもので、世界的な発明品と言える。
今回は、熱湯450mlで鍋で作るか(1分)、熱湯400mlで器に蓋をして作るか(3分)を悩んだが、結局、後者を選んだ。
麺の中央には凹みがあり、生卵を置くスペースを作ってある(昔はなかったような)ので、説明通りに熱湯を400ml入れて、すぐにラップを掛けて、待つこと3分。
予想通り、生卵の白身の部分が半分以上が煮え切らない状態。やはり、卵は別に、温泉卵か、黄身に爪楊枝で小さな穴を数個作り、電子レンジで数十秒様子を見ながらチンした方が良かった。
思ったよりも薄めの味で、塩味も優しく、サラサラとお菓子のように食べてしまった。忘れてしまったのが、ネギである。(実に筆者らしい)
戦前にも、陸軍の夜戦食用として乾燥野菜などが存在していたろうけれども、鶏ガラスープと麺の取り合わせは正解である。
器も十分温めていたが、熱湯450mlで1分で鍋で調理をした方が、更に熱々で旨いような気がする。
開発された安藤百福さんは台湾のご出身で、日清食品の創業者であることもすこぶる頷ける。確か、NHKの朝ドラにもなったような・・・。
次回は、0秒で食べれる「チキンラーメン」に挑戦してみようかと。もしかすると、パリパリ焼きそばのように餡掛けしたり、サラダのトッピングにしても面白いかもしれない。
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