『くよくよ』しても、何も始まらない。今の自分を変えたいのなら、鏡の前で笑ってごらん!
目の前の事が気掛かりで、頭の中はぐちゃぐちゃの状態。誰だって大いに経験済みの、あるある、『くよくよ』である。
『くよくよ』するから、前に進まない。『失敗を恐れる』から、一歩も踏み出せない。『世間が広い』から、竦んでしまう。『周囲の人』を疑うから、手が伸ばせない。『他人』と比較するから、萎んでしまう。
誰だって、100点満点の人がいる訳がない。どんなに金持ちだとしても、所作が劣悪な人も多い。どんなに高学歴だとしても、常識知らずの人も多い。どんなに偉くても、宗教頼みの人がいる。どんなに美男美女だとしても、頭の中が空っぽさんも多い。
どこに100点満点の人がいるのだろうか!?人の表層部を見て判断するから、その人が素晴らしいと思ってしまいがち。しかし、人は『無くて七癖』。虫も殺さぬ可愛い顔して、腰を抜かすような悪癖を持った人もいる。
ノイジー・マイノリティの人々は目立つが、その目立つところだけに気を取られ、憧れていると、いつの日か落胆することになる。神でもお釈迦様でもないのだから、人は皆同じ。だから、『比較』しても無意味なこと。
自分は自分。鏡の前に立ち、今の自分の表情を具に観察してみれば良い。笑顔があるのか。目が輝いているのか。滑舌が良いのか。自分の一番好きなところや、良き思い出の頃の自分を鏡に映してみれば良い。
何?
自分の好きなところが無い?良き思い出なんて全く無い?
だったら、今から自分の好きなところを見出せば良い。今から、良き思い出を作れば良い。慌てず急がず、心の中に鉛のような重さを感じるのであれば、その鉛となっている原因を突き止めれば良い。
なるほど、『そんなちっぽけな事』で『くよくよ』してるんだ!?
『そんなちっぽけな事』が直ぐに解決できなくても、世の中終わってしまうのだろうか。否。そんなの気にしない、気にしない。世の中、『待てば海路の日和あり』と言うじゃないか。
人は『気づき』があって、その人なりに改善して行けば、何でもできないはずがない。『気づき』と『情熱』さえあれば、今とは言わず、近い将来、必ず、『勇気』が心のど真ん中に備わることになる。
それは、楽しみなことじゃないか。『勇気』が備われば、『元気』も次第に膨らんでくる。『元気』が出れば、今までの『くよくよ』と仲良しだった自分が、とても馬鹿馬鹿しくなってくる。
そこだよ。そこだよ。
自分をしっかりと見つめてみよう。どこか無理しているところはないか?格好つけて、意地張っているところはないか?
そこだよ。そこだよ。
『そんなちっぽけな事』で人生狂わせても、洒落にもならない。何を遣るにも、『世のため人のため』の前に、先ずは、『自分のため』に遣らなきゃ、話にならない。
『自分のため』に一所懸命に遣れば、いつの間にか、『世のため人のため』になっている。それが、世の中ってもんだ。
そこだよ。そこっ!
<追記>
筆者は自己採点すれば、恥ずかしながら、赤点ギリギリのところだ。
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