西田親生の自由気まま書・・・『小路』
本日のお題は、『小路』。街中の細い道のこと。
過去において旅行なり転勤先で知ることになる町名や地名など、思い出せば、地域によっては読めない難読文字が沢山あり、実に面白かった。
『小路』という名前のつく町名で、とても響きが良い町名として記憶に残っているのは、『桜小路』であろうか。宮崎県延岡市にある町名である。しかし、京都に行けば、『小路』と名のつく町名は山ほどある。
流石に、北海道や沖縄の地名や苗字は読めないものが多かった。沖縄の或る店主が名刺を手渡してくれる時に、「苗字読めますか?」と聞かれた。名刺を見ると、『瑞慶覧』と書かれていた。
「ん?」と思い、頭の中でシミュレーション!まともに読めば『ずいけいらん』。首を傾げながら、完全に勘で「ずけらん、ですか!?」と言うと、「凄い!読めましたね!」と冷やかされたほどだ。
新聞社時代にお会いした沖縄の方で『辺土名』という苗字の方がいた。『へんとな』と読むらしいが、普通だったら『へどな』と読みそうで、その時は、素直に苗字の読み方を聞いたことを思い出す。
北海道は、当て字も多く、さっぱり分からないものもある。以前、霞ヶ関のキャリアである人物の出身地を聞いたことがあった。確か『女満別』という名前だったかと。或る程度は社会の試験でも出てきそうな地名は知っているものの、なかなか難しいものだ。
話は飛んでしまったが、地名を見ると、その地域の『彩り』が見え隠れして、とても興味をそそられる。また、旅に出れるようになったら、町名を見て、その地へ足を運ぶような、双六ゲーム的な旅も良かろうと。
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