大盛・赤牛ビーフシチューが目の前に!
久しぶりに熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏へ足を運び、カウンターに着くと、「新商品のビーフシチューは如何ですか?」とマネージャーからリコメンドがあった。折角なので、新メニュー「赤牛ビーフシチュー」を注文することにした。
どう見ても、従来の肉量の3倍(300g以上)はあろうか。鉄鍋から溢れるほどの大盛「赤牛ビーフシチュー」が目の前にサーブされた。セットとして、他にサラダ、スープ、ご飯、コーヒー、デザートが付いてくるので、気合を入れて挑む必要がありそうだ。
自称「グルメ通」の筆者と雖も、赤牛を素材としたビーフシチューを食すのは初の体験である。熊本名物の赤牛なので、肉の繊維は少々硬めさっぱりと思いきや、舌触りも優しく、舌の上で脂身が溶け、濃厚な味わいである。とても上品な味わいだが、ややドミグラスソースのくどさを感じた。
この「赤牛ビーフシチュー」のセットは、肉や温野菜など全てを食べ尽くしたが、あと二口分のご飯が喉を通らなかった。とても勿体無い話である。昔ならば、「食べ残しは行儀が悪い!」と叱責されそうだが、料理長には大変申し訳ない気持ちで一杯となった。
因みに、同レストランは、60年以上の歴史を誇り、和洋を提供する食事処である。特に、洋食はフレンチ、イタリアンなどバリエーション豊かで、グランドメニューも豊富。飽きないレストランとして、40年以上利用させて頂いている。
和食に至っては、黄綬褒章や現代の名工を受章している凄腕の脇宮盛久料理長が構えており、会席料理(特別注文)を一週間ほど前に予約をしておけば、至福の極みなる料理を食すことができる。
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。