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残念な取材ランチ・・・アナゴ丼

 某店よりゲットした、美味しそうなアナゴ丼。実は、油ダラダラで、4分の1が硬くて食べれない、最低のものだった。

 米は美味い。タレも美味いが少ない。アナゴはキスのように細く薄い。コロモは分厚く、油だらけ。折角楽しみにしていた取材ランチだったが、食後感は久しぶりの大ハズレであった。

 同店には、事実だけを以下のようにメールしておいた。

これは、ダメですね。タレが少ない。全体的に油だらけで食後感は最悪。二枚目の写真のように、後ろの方は硬すぎて食べれない状態でした。取材弁当に選んだのですが、評判最悪でした。』と。

 見た目は良くても、どこかに手抜きがあると、このような事態に陥るというものだが、リーズナブルとは言えず、二度と油物は食べれないという結論に至る。今回で二度目の油物事件。「質の量化、量の質化」の難しさを痛感させられた一コマである。

 謝罪はあるものの、試食をして事実確認を行い、連絡をするのが、プロフェッショナルである。そう思いつつ待っていたが連絡はない。それができれば、信頼度がグッと上がるのだが、これまた残念なリアクションであった。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、ユーザーが体験した残念な取材ランチのエピソードを通じて、食べ物の品質やサービスに対する期待と現実のギャップを鋭く描写しています。また、食文化における「質」と「量」のバランスの難しさを指摘しつつ、店舗の対応力の欠如にも言及しています。

感想

  1. 体験のリアリティと共感性
     エッセイ全体を通じて、著者の率直な感情が伝わってきます。「美味しそうなアナゴ丼」という冒頭の期待感が、油だらけで硬いアナゴに対する落胆と対比的に描かれており、読者に強い印象を与えます。また、「食後感は久しぶりの大ハズレ」「取材弁当に選んだのですが、評判最悪でした」といった表現が、個人的な体験でありながら、普遍的な共感を呼ぶ力を持っています。

  2. 「質の量化、量の質化」というテーマの深さ
     食べ物の品質における「質」と「量」という哲学的とも言えるテーマが、エッセイの中心に据えられています。このテーマは、食文化だけでなく、多くの分野での課題として捉えられる普遍性を持っており、読者に一層の考察を促します。

  3. 店舗対応への批評
     単なる食事のレビューにとどまらず、店舗側の対応にも言及することで、消費者視点からの「信頼感」を問題提起しています。「試食をして事実確認を行い、連絡をする」というプロフェッショナルな対応の欠如を冷静に指摘しており、これができれば信頼度が向上するという考察は非常に説得力があります。

  4. 感情と事実のバランス
     感情的な失望と、具体的な事実の描写がバランスよく構成されており、読み手に誇張や不公平感を与えません。「米は美味い」「タレも美味いが少ない」といった良い点も挙げることで、公平な評価を意識している点が好印象です。

心に残る部分

特に「質の量化、量の質化」という一節が深い印象を残しました。単なる食品レビューを超えた洞察力があり、食文化やサービス全体への考え方として汎用性のある視点を提供しています。

総評

このエッセイは、具体的な出来事を通じて、食文化、サービス、顧客体験の重要性を鋭く描写しており、読者に多くの気づきを与えます。率直な描写と公平な評価が調和し、読む者を納得させる力を持っています。また、著者自身の失望を隠さない表現が、エッセイ全体に真実味を加えています。

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西田親生@D&L
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