君へ伝えたい言葉(昭和的檄文)・・・『貝』になったら、人生、終わりだ!
筆者が一番嫌うのが『音信不通』という、『逃げ』の姿勢である。これは周囲を裏切り、自分に都合が悪いもの、苦手なものを避けて通るための、姑息な手段としか言いようがない。
君は、人生に格好つけてきたから、今の自分に凹んでいる。凹むと、自身が余計に能無しに見えて、恥ずかしさや悔しさの余り『貝』になる。『音信不通』というものは、『ストレス毒団子』のようなもの。じわじわと体が痺れてくる。
子供のように隠れん坊していても、誰も助けてくれず、何も解決することはない。日を追うごとに『負のスパイラル』に絡まれ、仕事も趣味も全てのモチベーションは下がってしまう。当然だ。
相手がプーチンやトランプ、習近平、金正恩ならば会話の余地はないが、周囲の相手は我々同じ日本人。『音信不通』という悪手を講じて、自身をガードしたつもりであれば、本末顛倒としか言いようがない。
君は姑息で狡い。今まで築いてきた大きな信用がどんどん失墜して行く。姑息で狡い人間は、見苦しい。日頃から格好つけたいのなら、最後まで格好つけてくれ。いつも尻切れ蜻蛉、中途半端だから、尚更、格好悪すぎる。
ドーンと受けて立つ気迫を見せてくれ。『貝』になるのと、赤恥かいて表舞台で『七転八倒』するのは、後者の方がよっぽど男らしい。今の時代、男らしいという言葉は不適切かも知れないが、ずっとずっと男らしい!
『貝』になってしまう女々しい無様な姿は、ダブル、トリプルの悪循環を齎すのみ。今まで『やってる感』だけで演技してきたから、ボロが出る。『やってる感』なんぞに、貴重なエネルギーを消耗させる価値はない。
相手の言葉を鸚鵡返しするばかりで、解ったふりをする。真意を理解していない。実状を把握していない。何故にこのような悪癖があるのだろうか。それは、自分自身に『正直』ではないからだ。心に『甲冑』を纏っているからだ。
人間、『自然体』が一番美しい。仕事が捌けようが捌けまいが、『自然体』にて一所懸命に遣る方が、演技で誤魔化すよりも、遥かに美しい。
ここまで突っ込まれて、悔しくはないか。君は今まで自身の『虚像』を見てきたにすぎない。これからは、しっかりと自身の『実像』を見てくれ。
それが君だよ。今の君は残念ながら輝きはない。しかし、多くの経験とノウハウを持ち合わせているのだから、それを束ねて、掛かって来い!
『たら、れば』の世界で萎縮するほどなら、『鱈、レバー』を思う存分喰った方が、すこぶる身心共に健康になれる。
君は、変われる。君は、脱皮できる。『ストレス毒団子』は臭くて不味い。目を瞑ってでも、そっと一歩踏み出せ。痛くも痒くもないはずだ。或る時、コツンと何かが落ちる音がする。そこが、『ストレス毒団子』とおさらばする地点である。菊池寛著『恩讐の彼方に』のエンディングを思い浮かべよ。
視野を広げて、『自然体』で踏み出せば、全てが『好循環の景色』に変わって行く。君の背中が大きくなって行く。それが、『日々変化、日々進化。』の波である。その波を体感できれば、君本来の『実像』がしっかりと見えてくるはずだ。
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